アウディ A8 「アウディの躍進が続く日本において、フラッ...」のユーザーレビュー

アウディの躍進が続く日本において、フラッ...

2008.11.23

総評

アウディの躍進が続く日本において、フラッグシップのA8はいずれ注目される存在になるのか？？？たぶんならないでしょう。この国で必要とされるフラッグシップのビッグサイズセダンとは方向性が異なると思います。なので今後もこのアウディA8は、一部のアウディファンが愛してやまない、憧れてやまない存在として、細々と販売されるのでしょう。「いつかはクラウン」の日本人にとって、アウディファンの「いつかはA8」は少し通じるところがあるかもしれませんね。（微笑）
滅多とすれ違わない希少性と、所有して初めて分かる深い満足感を味わいたいかた（ほんとうに車が好きなかたに限る）へ、お薦めの素晴らしい高級セダンです。末永く大切につきあっていきます。

満足している点

○エクステリア
シングルフレームのグリルになってからのアウディが日本で急成長していることにも現れているように、現在のアウディのデザインはとても素敵だと思います。欲を言えばリヤがもう少し工夫されるといいかな？とも思いますが・・・。
○インテリア
シートをはじめ木目のパネルなどとても高級感があると思います。シートの位置次第では後席の足元も充分な広さですし、シートのすわり心地もかなりよいと思います。運転する立場からすると、左足の置き場が少し狭く感じますが、フット式のサイドブレーキがあるわけでもないので、特に不自由はしません。ロングドライブでの疲労も小さいと思います。静粛性も庶民の立場からすると充分すぎます。ガラスも2枚の合わせガラスですしね。あと、サンルーフのベンチレーションも夏場は快適です。
○エンジン
日本では4.2なんて必要ないだろうと思って3.2を試乗し、やはり3.2で充分だと決断しました。V6のFSIエンジンは踏み込むとかなりの力強さを感じます。庶民の私にはこのエンジンで充分に贅沢だと思います。普段の街乗りでも、ほとんどアクセルを強く踏むことはありません。このためか、燃費も思ったほど悪くはなく、高速道路でそれなりに走っても2桁の数値だと思います。（満タン方法の自己計算ですが）
○アウディ
ディーラーの対応と購入後のサポートが良いと思います。アウディはほんとうにどんどん増えてきているように思えます。
○希少性
今のところ、この車の認知度の低さが物語るように、非常に希少価値は高いです。

不満な点

○運転関係
ブレーキの電子制御？？のような介入が、もう1年になるのに未だに違和感を持ちます。特に信号での停車の際の「カックン」は難点です。
普段の運転では大きさをそんなに感じませんが、バックで駐車場に入れるときには、「やっぱり大きいなあ」と感じます。後ろがすごく長く感じる車です。リヤシートに座ったときはそれがゆとりとなって良いのですが・・・。
○スイッチ関係
ウィンカーは車線変更用はすごく使いやすいですが、固定用は堅くて動きが悪いです。ハザードスイッチは好きですが・・・。
ヘッドライトスイッチは他の外車と同様ですが、やはり日本車のようなスイッチがいいなあと思います。未だにあまりなじみません。
○その他装備
リヤシートのアームレストはドリンクフォルダを含めて少し安っぽく見えます。ベンチレーションの恩恵は大きいですが、サンシェードのないサンルーフは明るさだけを求める場合に機能しません。いつも屋根をあけて走るわけにはいかないので、しかたがないことではありますが、ガラスルーフも選択できればよかったのになあと思います。
オーディオは予算をけずってBOSEにしたこと自体が誤りだったのだと後悔しています。それなりに良いのでしょうけれど、これまでの車と比べて感動はありません。
○自動車税
このくるまは正確には3100ccくらいなのです。でも自動車税は3.5Lクラスを払わないといけません。外車はほんとに0.2余計な場合が多いですね。ちょっと損した気分になります。なんせ庶民ですから。4.2の金持ちオーナーさんはそんなこと感じないでしょうけどね・・・。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験