2023年4月
■2023年4月
アウディジャパンは、フラッグシップセダンの「A8」を価格改定して、2023年2月8日に発表、同年4月1日より実施した。
■2023年6月
アウディ ジャパンは、フラッグシップセダン「A8」にプラグインハイブリッドモデル(PHEV)の「A8 60 TFSI e クワトロ」と「A8 L 60 TFSI e クワトロ」を設定して、2023年6月26日に発売した。
今回ラインナップに追加された「A8 60 TFSI e クワトロ」と「A8 L 60 TFSI e クワトロ」は、アウディとしては「A3スポーツバック e-tron」以来8年ぶりのPHEVとなり、A8のPHEVとしては2世代目だ。アウディのPHEVでは初めて四輪駆動システム「クワトロ」を搭載し、ノーマルホイールベースとロングホイールベースの両モデルを設定している。
パワートレーンは、最高出力340PSのV6 3.0リッターTFSI エンジンと最高出力136PSのモーターを組み合わせて、システム最高出力340kW、最大トルク700Nmを発生。0-100km/h加速は4.9秒と公称されている。「A8 60 TFSI e クワトロ」は、モーターのみで駆動する「EVモード」、モーターと内燃エンジンを効率的に組み合わせる「ハイブリッドモード」、回生ブレーキで得た電力によりモーターを駆動して充電残量を維持するホールドモード、積極的にエンジンを作動させ回生により充電残量を増加させる「チャージモード」の4種類のドライビングモードが設定されている。容量17.9kWhのリチウムイオンバッテリーとトランスミッションの手前に搭載するモーター、アウディ伝統のセンターデフ式クワトロシステムにより、EVモードで最大54km(WLTCモード)の走行が可能。AC普通充電32A対応のオンボードチャージャーと標準装備の充電ケーブル(200V/15A)で充電を行い、オプション設定の8kW充電ケーブルを使用すれば、AC200Vで最大6.4kWの充電ができるという。
■2024年8月
アウディジャパンは2024年8月20日、フラッグシップセダン「A8」の限定モデル「グランドツーリングリミテッド」を発売した。「TFSI」モデルが30台、「TFSI e」モデルが10台の合計40台の限定モデルとなっている。
今回の特別仕様車は、最高出力250kW、最大トルク500Nmを発生する3.0リッターV型6気筒ターボエンジンを搭載した「55 TFSI クアトロ」と、同エンジンにモーターを組み合わせたPHEV仕様「60 TFSI e クアトロ」の2モデルをベースに、装備を充実させ、スポーティなテイストに仕上げたモデルだ。
エクステリアには「Sライン スタイリングパッケージ」と「ブラックアウディリングス&ブラックスタイリングパッケージ(アウディエクスクルーシブ)」を装備。また、アウディスポーツ製のブラック21インチ10スポークスターデザインアルミホイールを特別装備し、精悍なイメージとした。そのほかにも、「コンフォートパッケージ」、パノラマサンルーフ、「Bang & Olufsen 3Dアドバンストサウンドシステム(23スピーカー)」を採用している。
さらに「TFSI」では、快適性を高める「コンフォートセンターアームレスト(フロント)」、シートベンチレーションマッサージ機能(フロント/リヤ)、通常のアダプティブエアサスペンションから車高を10mmローダウンしたアダプティブエアサスペンションスポーツを特別装備。ボディカラーにも、アウディRSモデルに採用されてきた「アウディエクスクルーシブ」カラーである「スズカグレーメタリック」を特別採用している。
一方でPHEVの「TFSI e」には、スポーティなインテリア仕上げとなる「Sラインインテリアプラスパッケージ」と「ヘッドライニング ブラック ダイナミカ」を装備。ボディカラーには「セブリングブラッククリスタルエフェクト」を特別採用している。