アウディ A6 （セダン） 「高級セダンに求められるもの・・・ 私はA5SB乗りで、代車で３日間借りたインプレです。 通常は代車や試乗車、レンタカーのインプレはせず、所有した車しか」のユーザーレビュー

高級セダンに求められるもの・・・ 私はA5SB乗りで、代車で３日間借りたインプレです。 通常は代車や試乗車、レンタカーのインプレはせず、所有した車しか

2011.9.26

総評

高級セダンに求められるもの・・・
私はA5SB乗りで、代車で３日間借りたインプレです。
通常は代車や試乗車、レンタカーのインプレはせず、所有した車しかインプレをしないのですが、この車はあまりに気になる事が多かったので参考になればと思いインプレします。
高級セダンに求められるものは、ということですが個人の意見は様々だとしても通常は、見た目の高級感、上質感、走りの重厚かつパワフルさ。そして快適さは必須項目ではないでしょうか。
この車はその点に於いて快適さで大いに問題があると思いました。
スポーツ走行を重点に於いての車選びならばEセグの車よりもDセグの方が俊敏で面白い訳で、Eセグの車にはDセグにない重厚さ快適性が重要かと思うのですが…
見た目の高級感、重厚さはその車体サイズからも充分で、インテリアの質感も当然A5より上ではあります。
ですが走らせるととにかくロードノイズが酷い。とてもこのクラス、価格帯の車とは思えない酷さです。カローラの方がよほど静かでしょう。
またアイドリングストップが装備なのは良いのですが、エンジンの始動、ストップ時の振動が大きく街乗りでは常に大きな振動にみまわれます。
このクラスの車を所有する人がそのわずかな燃料費を気にするよりも、重要視するのは快適性ではないでしょうか。
A4・A5共に国産車に比較してロードノイズが高いのですが、この車は車格が上にも関わらずさらに大きなロードノイズでアイドリングストップで常に振動にさらされるわけです。明らかに吸音材や防音材の不足です。アイドリングストップも流行でつければよいというものではないでしょう。
こんな車が高級セダンでしょうか。このような完成度の車を平気で出してくるアウディの姿勢に大いに不信感を抱きました。
何故か評論家の評価は高いようですが・・・

満足している点

エクステリアは好みですが車格に応じた出来だと思います。
インテリアもそれなりの高級感は出ているかと思います。
シートの完成度もA5より一段上との印象です。
アルミ材を多用したニューボディ。車重が軽いとは思えませんが…
足回りのセッティングもA4やA5に比較して重厚な乗り味が出ていて、かつロールは押さえ込まれています。スポーティさと乗り心地の両立では上出来と感じます。
シャープなステアリングフィールでサイズを感じさせないコーナーリングをこなします。

不満な点

2.8では非力感を憶えます。発信時のトルク感も物足りません。速度が乗ってくるとそれなりの加速はしますが。
ステアリングはニュートラル付近は座りが悪くあいまいな印象。
ナビ等も一段上になったとの事ですがやはり国産とは比較にならず、MMIも改良とのことですが、使い勝手はさして変わらずチューナー類の感度の悪さも変わらずです。
新型のメーターは美しくはありますが３Dのような見え方で違和感を憶えます
酷いロードノイズとエンジン振動。アイドリングストップは不快そのもの。
3.0ターボと価格差が大きくA5との価格差も僅かなので戦略的価格車と思いますが600万を越える価格でこの完成度はないでしょう。
好調な売れ行きのアウディなので、ついに大企業病に突入でしょうか。
無論、スポーティなハンドリングや足回りなど長所も色々とありますが、Eセグメントセダンとしては、とても乗りたいと思える車ではありませんでした。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験