アルファロメオ ジュリア 「デザインも走りも官能的なイタリアンセダン」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。

まるも 亜希子
まるも 亜希子(著者の記事一覧
自動車ジャーナリスト
評価

4

デザイン
5
走行性能
4
乗り心地
4
積載性
4
燃費
3
価格
4

デザインも走りも官能的なイタリアンセダン

2021.10.29

年式
2017年10月〜モデル
総評
美しく個性的で走りも楽しめる輸入セダンとして、400万円台からラインアップしているジュリアは穴場的存在。スマホ連携可能なタッチディスプレイも標準装備で、USBもついているので実用性も上々です。
満足している点
普段、街中を普通に走る分には実用性重視になったように感じますが、ドライブモードを「ダイナミック」や「Advanced Efficiency」にした時は吠えるようなサウンド、ゾクゾクする官能的な走りに浸れます。
不満な点
快適装備はベースグレードでもそれほど遜色ないほど揃っているのですが、アダプティブクルーズコントロールがつかなかったり、運転支援機能にやや大きな差がついています。安全性を重視するなら上級グレードを。
デザイン

5

こんなにも艶やかでセクシーなセダンがあるのかと、かつて156が登場した時と同じくらいの衝撃を感じたデザイン。フロントマスクは好き嫌いが分かれる甘さと毒が混じり合っていますが、アルミ製のボンネットなどの機能美を感じます。
走行性能

4

往年のツインスパークエンジンなどの熱さを知っていると、実用的で優等生になってしまったように感じる走りですが、前後重量配分50:50を謳うだけあってコントロール性の高さ、時折顔を出すピーキーさは健在。
乗り心地

4

前席でも全体的に硬めの乗り心地ですが、ややアップライトな運転ポジションは変にスポーツセダンぶらず正統派な印象。後席は頭上のゆとりもあり、大柄な人でもリラックスできるスペースとなっています。
積載性

4

480Lの容量があるので狭くはないトランクスペースですが、開口部の下辺がすぼまっていることや、奥にいくにつれて横幅が狭くなる形状で、思ったより荷物が積めない印象。後席は4:2:4分割で倒せます。
燃費

3

WLTCモード燃費は最高で12.4km/Lなので、決して良いとは言えませんが、ALFA DNAドライブモードシステムには燃費とパワーを両立する「Natural」モードもあります。ただ、ついつい飛ばしたくなるクルマです。
価格

4

このクラスのセダンがどんどん価格アップしている中、460万円からというのはなかなか魅力的。5グレードから2グレードに絞られてしまいましたが、その分、ベースグレードでも装備は十分に揃っていると思います。
まるも 亜希子
まるも 亜希子
自動車ジャーナリスト
映画声優、自動車雑誌編集者を経て独立。雑誌、ラジオ、TV、トークショーなどメディア出演のほか、モータースポーツ参戦や安全運転インストラクターなども務める。2006年より日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員日本自動車ジャーナリスト協会会員。YouTube「クルマ業界女子部チャンネル」、「おっさん on boad」にも出演中。
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