アバルト 595 (ハッチバック) 「数少ない5ナンバーホットハッチ」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。

栗原 祥光
栗原 祥光(著者の記事一覧
自動車ジャーナリスト
評価

5

デザイン
5
走行性能
5
乗り心地
2
積載性
1
燃費
4
価格
3

数少ない5ナンバーホットハッチ

2022.1.25

年式
2013年1月〜モデル
総評
数少なくなった5ナンバーサイズの古典的ホットハッチ。コンペティツォーネ標準搭載のオプション「レコードモンツァマフラー」の音はさすがの一言!
満足している点
左ハンドルMTも選択可能。軽量なボディにハイパワーエンジンという古典的ホットハッチの味を今でも愉しめる。
不満な点
運転支援どころかクルーズコントロールすらついていない。後席と荷室はイマドキの軽自動車より劣る収納力で、普段から後席を倒した状態で乗車することになりそう。
デザイン

5

愛らしいフィアット500のエクステリアはそのままに、迫力のあるエアロでスポーツ度をアップ。車両4面に黒蠍のエンブレムを配置して特別な1台であることをアピールする。
走行性能

5

スタンダード(MT)は140馬力で回す愉しさに溢れる。ツーリズモ(AT)は160馬力で、乗りやすいもののATがシングルクラッチということもあり、変速時にショックやタイムラグがあるので、パドルを駆使してセミATで使いたいところ。コンペティツォーネ(AT/MT)は180馬力で、レコードモンツァマフラーの快音と共に圧倒的なパフォーマンスが愉しめる。
乗り心地

2

スタンダート、ツーリズモは意外と脚は柔らかめ。いっぽうコンペティツォーネは音は大きく、脚は恐ろしく硬質。運転していて愉しいが、助手席と後席に乗車すると苦痛を感じることだろう。
積載性

1

ラゲッジは軽自動車よりも狭い。またフルフラットにはならない。
燃費

4

リッター10kmを下回るが、そういう事を考えてはいけない。
価格

3

300万円〜400万円とサイズから考えるに相当高価。しかしこのクルマしか得られない楽しみがある。
栗原 祥光
栗原 祥光
自動車ジャーナリスト
東京都出身。中央大学理工学部卒業後、電気回路エンジニアへ。30歳を前にオーディオ専門誌とタウン情報誌、同Webサイトの編集者へと転身。現在はフリーのカメラマンとライターとして、年間100台近い自動車・バイク取材のほか、モータースポーツや各種イベントの取材を精力的に行っている。好きなクルマはライトウェイトスポーツと大型SUV。
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