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アルファード顔負け 日産ハイパーツアラー コンセプト事前公開

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アルファード顔負け 日産ハイパーツアラー コンセプト事前公開

ザ・プライベートMAGLEVとは?

2023年10月17日、日産自動車(以下、日産)は10月27日~11月5日(一般公開日)に東京ビッグサイトで開催される、「ジャパンモビリティショー2023(以下、JMS)」に出展するEV(電気自動車)コンセプトカーの第三弾「ハイパーツアラー」を発表した。

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これは、既に発表されている第1弾のEVクロスオーバー「ハイパーアーバン」や第2弾のEV SUV「ハイパーアドベンチャー」とは異なる、3列シートのプレミアムEVミニバンのショーケースだ。

では、これが次期エルグランドのデザインスタディかというと、そうではないようだ。むしろ、次の次? あたりのエルグランドを示唆しているのかもしれない。

ハイパーツアラーは、日本ならではのおもてなしや精神の上質さ、そして自動運転をはじめとする数々の先進技術を融合している。

このクルマで移動することで、プライベートの旅行やビジネス出張など、目的を問わず、ともに過ごすひととの時間をより一層楽しみ、絆を強めることを目指している。

コンセプトは「ザ・プライベートMAGLEV(磁気浮上式鉄道:リニアモーター列車)オーバー・ザ・ロード」

リニアモーター列車のように快適な旅を予感させるエクステリアは、日本の伝統美を表現する滑らかなボディパネルとキャラクターラインで構成される。

いかにもEVらしい、前後のオーバーハングが少ないウルトラロングホイールベースのシルエット。フロントからリアフェンダーにかけて斜めに流れるようなボディサイドは、空力性能を向上させるという。

車体を囲むように配された白いウエストラインは、ヘッドランプやシグネチャーランプとして機能する。

組子をモチーフに市松模様で緻密さを表現したホイールなどのディテールデザインとシンプルで大きな面構成のボディの掛け合わせが特徴だ。

「ハイパーツアラー」のインテリア

インテリアはフルフラットなフロアで広々としている。オーバーヘッドコンソールやライティングには、組子や格子をモチーフにしたデザインをあしらっている。フロアに搭載したLEDパネルには川床や空の風景を映し出せる。

デジタルと自然をテクノロジーで融合して、日本らしいラグジュアリー感とリラックスな空間を演出するという。

ハイパーツアラーは完全自動運転技術を搭載し、運転席と助手席は360°回転する。完全自動運転モードで走行中は、運転席と助手席を後部座席と向かい合わせにして、乗員は対面での会話を楽しめる。

また、後席の乗員がウエアラブルディスプレイを装着すれば、前席のセンターディスプレイに表示されるナビやオーディオの情報を見たり操作したりでき、乗員全員の一体感が生まれる。

さらに、ヘッドレストに搭載されたバイオセンシング付きのAI機能が、ドライバーや乗員の脳波や心拍数などから気分を判断。空調や照明を自動調整して、車内の雰囲気を最適に演出する。

「ハイパーツアラー」のパワートレイン

パワートレインの詳細は未発表だが、小型化した各コンポーネントの統合と、高いエネルギー密度の全固体電池を組み合わせている。このパッケージングは「ニッサンEVテクノロジービジョン」によるものだ。

これにより低重心化され、電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」による滑らかな加減速が、今までに体感したことのない、リニアモーター列車のようなフラットで安定感のある走りを実現。快適な乗り心地も提供する。

また、V2X(ビークルtoエブリシング)機能も搭載。大容量のバッテリーに蓄えた電力を自宅や店舗、オフィスなどに給電するだけでなく、旅先やさまざまなシーンで活用できる。

なお、このハイパーツアラーはJMS会場の日産ブースで実車が展示される。その独特なスタイリングや日本的な「おもてなし」感覚は、ぜひ会場で確認してみたいものだ。

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みんなのコメント

5件
  • sav********
    んー、何だか分からんね。
  • tak********
    むしろ、次の次?
    …次がないかもしれないのに、次の次を考える。その頃はエルグランドどころか、日産があるかどうか分からないかもよ。デザインスケッチなら美大生でも専門学校生でもできるからね。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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