中古車購入 [2023.11.02 UP]
中古のEVを買うのはアリ?ナシ?注意すべき点は…?!【電気自動車の基礎知識】
EVの普及がじわじわと進むなか、EVの中古車もかなり目立つようになってきました。多くのEVがガソリン車よりも新車価格が高いため、中古車を探すひとも少なくありません。しかし、EVの中古車に不安を感じているひともいるのではないでしょうか。故障、不具合などで結果的に高くついてしまえば元も子もありません。今回は、EVの中古車について考えてみましょう。
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バッテリーの状態にご注意を
EVの中古車購入の際、最も気をつけなくてはいけないのはバッテリーの状態です。バッテリーが劣化していると、一充電の航続可能距離が短くなってしまうなど、そのクルマ本来のパフォーマンスを発揮することはできません。
バッテリーの劣化具合は、車種によって簡単に判別できるものがあります。例えば日産リーフは、デジタルメーター内にバッテリーの劣化具合を示す目盛りが付いています。この目盛りが減っている(セグ欠けと言われる)ものは極力避けましょう。他の車種の場合はお店のスタッフに聞いてみるとよいでしょう。
なお、走行距離が短いからといってバッテリーが劣化していないとは限りません。前オーナーの使い方によって、低走行車でも不相応にバッテリーの劣化が進んでいるケースがあるのでご注意を。
EVの中古車でも補助金はもらえる?
EVの補助金(CEV補助金)は、クリーンエネルギー自動車を購入する際に国または地方自治体から受給できる補助金制度。EVだけでなく、PHEVやFCVなどでも受給できるのがメリットです。しかし、新車購入に限られているため、中古車購入の際にCEV補助金を受けることはできません。
しかし、中古車でもグリーン化特例やエコカー減税が適用され、自動車税や自動車重量税が安くなるというメリットはあります。特に、ガソリン車よりも自動車税が安いのはEVの魅力のひとつといえます。
日産 リーフ
結局、中古車で買うのはアリ?ナシ?
結論から述べると「アリ」です。バッテリーの劣化にさえ気をつければ、ほかは内燃機関の中古車と気を付けるべきところはほぼ同じ。バッテリーも、年式が古いもの以外は極端に劣化しているケースはそう多くはありません。バッテリーの状態は判別が難しい場合もあるので、お店のひとに聞いてみるのがよいでしょう。
まとめ
EVは、今では特別なクルマではなくなっています。中古車購入時はバッテリーの状態をチェックしておきましょう。また、ガソリンの代わりに電気を使うため、電力会社の料金プランを見直す必要も出てくるはず。購入後の使い方も事前に検討しておくとよいでしょう。それさえ気をつけていれば、EVの中古車はガソリン車と変わりありません。自分にぴったりのEVを選びたいものですね。
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みんなのコメント
補助金分でも支払額減らせるし、保証も当然新車のほうが手厚いからね。