■三菱新型「コンパクトセダン」&「ハッチバック」誕生
2023年12月22日、三菱自動車のアメリカ法人は、コンパクトハッチバック「ミラージュ」とコンパクトセダン「ミラージュG4」の2024年モデルを発表しました。
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ミラージュは1978年、三菱自動車初のFF車として登場。2002年、24年の歴史にいったん終止符を打ちましたが、2012年、世界戦略車として10年ぶりに復活しました。
日本では、ライバルのトヨタ「ヴィッツ」や日産「ノート」の牙城を崩すことはできず、2022年に再び販売終了となりましたが、アメリカやアジアでは販売を継続しています。
アメリカでは5ドアハッチバックの「ミラージュ」と4ドアセダンの「ミラージュ G4」をラインアップしています。
パワートレインは、最大出力78PS、最大トルク100Nmを発生する1.2リッター直列3気筒ガソリンエンジンを搭載。市街地約15.3km/L、高速道路約18.3km/Lという低燃費を実現し、2020年にはEPA(環境保護局)からアメリカで最も燃費の良いガソリン車と認定されました。
エクステリアは三菱自動車のデザインコンセプト「ダイナミックシールド」を採用し、シャープかつ力強いルックスとなっています。
インテリアは、カーボン調のメーターパネルやパワーウインドウスイッチパネルなどを採用し上質な室内空間を演出。インフォテイメントシステムはApple CarPlay/Android Auto対応の7インチディスプレイオーディオを採用しています。
衝突被害軽減ブレーキを全車標準装備するなど、先進安全装備も充実させています。
日本では苦戦続きだったミラージュですが、優れた燃費性能と1万7000ドル(約240万円)を下回る低価格、充実した装備で人気を集めています。
2024年モデルは、自動ヘッドライトや運転席アームレストを追加するなど、機能や装備を充実させました。
また、ボディカラーに新色グラファイトグレーとジェットブラックを追加しました。ハッチバックのミラージュにはトノカバーを標準装備としました。
また、2024年モデルも引き続き、スポーティな特別仕様車「ブラックエディション」が設定されます。15インチアルミホイール、ルーフスポイラー、サイドミラーキャップをブラックで統一。
インテリアは本革ステアリングホイールを装備するほか、随所に鮮やかな赤のアクセントを施しています。
アメリカでの販売価格は、ミラージュが1万6695ドル(約237万円)から、ミラージュG4が1万7795ドル(約253万円)からです。
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