この記事をまとめると
■イタリアのサイトで「世界でもっとも売れているクルマTOP5」という記事が上がっていた
トヨタでもVWでもない! 2023年第一四半期に世界で1番売れたクルマは「テスラ・モデルY」だった
■上位5台の車種を改めて累計販売台数とともに精査してみた
■1位は同一車種名で累計5000万台以上も売れるほどのシェアを獲得している
よくわからない海外サイトの順位はホント? 調べてみた
過日。ヒマなのでネットでさまざまなクルマ記事をツラツラ見ていたところ、とあるサイトにて「世界でもっとも売れているクルマTOP5」という記事に巡りあった。
ヒマなので中身を読んでみたところ、記事によれば、これまでに世界で販売されたクルマの累計販売台数トップ5は「1位:トヨタ・カローラ(5040万人のドライバーを獲得)、2位:フォードFシリーズ(4010万台を販売)、3位:フォルクスワーゲン・ゴルフ(3600万台)、4位:フォルクスワーゲン・パサート(3100万台以上を販売)、5位:ホンダ・シビック(2750万台を突破)」なんだとか。
「へ~」と思った筆者だったが、よく見るとその記事には若干微妙な部分もある。どうやらイタリアの会社が作っているサイトを日本語に翻訳しているようなのだが、そもそもの日本語がところどころ怪しいこともあり、記事に明記されている各車の累計販売台数が正しいものなのか、いまひとつわからないのだ。
ということで、各自動車メーカーが公式に発表した情報に基づいて改めて当該のランキングを精査しつつ、それぞれのクルマについて、ちょっとしたことを考えてみることにしよう。
累計販売台数5位:ホンダ・シビック(2700万台以上)
筆者がたまたま見つけたサイトでは「2750万台」といい切っていたが(そもそも何年何月時点で2750万台なのかも不明瞭なのだが)、ホンダ自身が、シビック50周年となった2022年7月に「CIVICは歴代シリーズ累計のグローバル販売台数2700万台以上と、世界中で沢山の方々に愛され続けています(原文ママ)」といっているので、「2750万台を突破」というのはおおむね正しいのだろう。
日本では2023年に1万3258台しか売れなかったシビックだが、グローバルでは年間38万台ぐらいのペースでよ~く売れている、車名どおり市民の(=civic)良き足である。
現在の日本は不景気と円安のせいで「324万600円~のシビックのどこが『市民の足』なんじゃ! 車名を変えろ!」みたいなことになっているが、それはシビックとホンダが悪いのではなく、経済成長を実現させられなかった日本国の為政者が悪いのである。
累計販売台数4位:フォルクスワーゲン・パサート(3000万台以上)
これも日本市場では「売れている」とは言い難いDセグメントのセダン/ステーションワゴンだが、グローバルでは昔もいまも堅調に売れており、フォルクスワーゲンは、2020年3月の時点で「Passat(パサート)は、1973年の誕生以来、全世界で累計3000万台以上の販売台数を誇るフォルクスワーゲンのロングセラーモデルです(原文ママ)」といっている。その後、世界で1年ごとに30万台ぐらい売れたと仮定すると、筆者が読んだ記事に書かれていた「3100万台以上」というのはおおむね正しいのかも。疑ってすみませんでした。
ちなみにPassat(パサート)とはドイツ語で「貿易風」のこと。昔のフォルクスワーゲンは風とか流れ系のネーミングがなぜか好きで、ゴルフは「Golf Strom(ゴルフシュトローム)=ドイツ語で言うメキシコ湾流」から取った車名だし、シロッコは「サハラ砂漠に吹く熱風」でしたな。
2位は日本じゃ想像つかないクルマ!
累計販売台数3位:フォルクスワーゲン・ゴルフ(3700万台以上)
いわずと知れたハッチバックの世界的大定番。日本でも売れているが、グローバルでもやっぱり売れている。筆者が読んだネット記事では「1974年以来、3600万台という驚異的な販売台数を達成」と書かれていたが、フォルクスワーゲンが2024年1月5日に出したプレスリリースによれば、「8世代にわたって全世界で3700万台以上の車両が販売されてきました」とのこと。いずれにせよ、よく売れておますな。
累計販売台数2位:フォードFシリーズ(4064万台以上)
自動車ライターでありながらクルマにあまり詳しくない筆者は(とくにアメ車は不得意分野)、フォードのFシリーズというクルマ自体をよく知らなかったのだが、どうやらFシリーズとは、フォードが1948年から作り続けているフルサイズピックアップで、46年連続で「アメリカでもっとも売れたトラック」であり続け、41年にわたって「アメリカでもっとも売れたクルマ」であり続けているとのこと。私はまったく知りませんでしたが。
いずれにせよフォードは2022年1月、「ミシガン州の工場にて4000万台目のFシリーズが生産された」と発表しているので、筆者が読んだネット記事に書かれていた「4010万台」という数字の『10万台』という端数部分の信憑性はさておき、4000万台以上が販売されたことだけは間違いない。ちなみに2022年には約64万台が売れたらしい。
累計販売台数1位:トヨタ・カローラ(5000万台以上)
同一車種名での累計販売台数世界一は、我がニッポンが世界に誇る国民車、トヨタの「カローラシリーズ」だった。
ネット記事には「5040万人のドライバーを獲得」と書かれていたが(※例によっていつ時点の話なのかは不明)、少なくとも1966年11月に発売されたカローラの累計販売台数は、2021年に5000万台に到達。その後も年間100万台前後の数をグローバルで売っているので、ネット記事の「5040万人のドライバーを獲得」というのはちょっと控えめな数字なのではないか? まぁいつ時点で5040万人なのかは知らないが。
ちなみにカローラシリーズはいまや150以上の国と地域で販売されており、日本市場のシェアは世界全体の約10%に過ぎないという「超ワールドカー」で、日本国の経済を支えている大黒柱のひとつでもある。ありがとう、いいクルマです!(←太田胃散のCM風)
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みんなのコメント
ハイラックスとタンドラが同じというのと同じ。
日本国内で6,000台(日本で販売開始してから)しか売れていない
横幅が日本に適した幅と思えない。
全幅1,993mm~2,271mmと驚く程広い
因みに4t車の横幅2,130mmと4t車よりも幅広で大型バスの横幅に迫る大きさ
此処まで大きいと日本のコインパーキングに止められない。
本当に日本の道路事情を考えて欲しい。
保証期間を過ぎるとバッテリー交換代金が230万円とお高い。
そんな車が世界一売れているとは驚きです。
日本で売れない理由は他にも有るでしょう。