なぜ人気モデルの販売が終了!?
ステランティスジャパンは2024年5月21日、フィアットブランドの「フィアット500(チンクエチェント)」および「500C」の日本向け生産を同年5月に終了、ディーラーの在庫がなくなり次第、国内での販売を終了すると発表しました。
フィアット「500」風のレトロなデザインが可愛い! いまSNSで話題のフィアット新型「トポリーノ」ってどんなクルマ?
フィアット500の歴史は古く、初代は戦前の1936年までさかのぼります。
初代フィアット500は2人乗りのコンパクトカーで、イタリア語でハツカネズミという意味の「トポリーノ」の愛称で呼ばれていました。この愛称は、時代を経て、2023年に欧州で登場したフィアットブランドのマイクロコンパクトEVの車名として復活しています。
1957年に復活した2代目となる500は「ヌオーヴァ500」と呼ばれたモデルです。全長3mにも満たないコンパクトなボディに4座を搭載。リアエンジンリア駆動を採用しています。このモデルは1975年まで製造されたロングセラーモデルで、アニメ「ルパン三世」の愛車としても知られています。
この2代目500のデザインコンセプトを現代に蘇らせたのが、3代目となる現行型です。2代目ヌオーヴァ500の発売から50周年となる2007年に世界初公開されました。
日本では2008年にデビュー。2011年には0.9リッター2気筒ターボエンジン「ツインエア」搭載モデルも追加されました。
そのレトロなスタイリングやポップなデザインの室内などが日本市場でも好評で、毎年JAIAが発表する「モデル別新規登録台数順位」では20位以内にランクインするなど人気のモデルでした。日本での累計販売台数はおよそ13万台だといいます。
これまで数多くの限定車、特別仕様車を用意したのもヒットした理由となっています。
ただし最近では、ツインエアエンジンの生産を2023年10月末に終了、1.2リッター直列4気筒モデルのみの展開となっていました。そして今回、「Stellantis(ステランティス)グループが掲げるグローバル戦略の柱である電動化の推進に伴い」、生産終了という形になりました。
※ ※ ※
では、“チンクエチェント”の灯は消えてしまうのでしょうか。そんなことはありません。
2022年4月に日本に上陸したフィアット初の電気自動車「500e」は、歴代チンクエチェントから受け継いだアイコニックなデザイン、そして数々の先進運転支援装置を備えた、新世代のモデルです。
全長3630mm×全幅1685mm×全高1530mmというサイズ感は、従来の500同様日本の道路環境でも扱いやすいボディサイズとなっています。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
160万円のトヨタ「斬新2シーターモデル」が凄い! 全長2.5mの「超軽量ボディ」でスイスイ走る! 買わなくても乗れる「新サービス」が開始!
「太陽光」だけで走行可能! 超すごい「新型モデル」発表! 充電ナシで年間「約1万km」走れそうなEVに「早く欲しい!」と驚きの声
日産が新型「2列バン」初公開!全長5m級× 斬新“格納シート”採用!? めちゃ荷室広い「タウンスター」 欧州で発売へ
「(知らなくて)よく免許取れたな」の声!? 道路にある「謎のひし形」の意味分かる? 6割は“知らない”の結果も… 正解は?
300万円未満! 日産の新型「SUVミニバン」初公開! 自宅のような「車中泊仕様」! 全席フラット&オシャライトが素敵! ヴェヌーシア「VX6」中国での登場に反響アリ
みんなのコメント
ツインエアの独特な音も好きでした。
電動化の波でガソリン車の特徴が薄れていくのは寂しいなぁ