2024年、初代が登場してから50年を迎えるフォルクスワーゲン ゴルフ。50年間で8世代の系譜をふり返る短期連載、今回は5代目と6代目だ。
クラスの垣根を超えた、5代目ゴルフ(2003~2008)
2003年に登場した5代目ゴルフは、快適さとダイナミクス、そして品質においても、競合他社のアッパーミドルクラス モデルに影響を与えた。レーザー溶接の採用により、5代目ゴルフのボディはねじり剛性が4代目ゴルフよりも35%もアップするなど、安定性を高めている。また、リアシート用のサイドエアバッグもオプション設定された。フロント/フロントサイド/ヘッドの6つの標準装備エアバッグに加えて、計8エアバッグを装備することができた。
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さらに、新開発の4リンク リアサスペンションや7速DSG(DCT)、バイキセノン ヘッドランプも設定。ゴルフGTIでは初のターボチャージド ダイレクトインジェクション ガソリンエンジンを搭載した。また、ターボとスーパーチャージャーを備えた世界初のツインチャージャーを採用したモデルも登場した。2008年に6代目ゴルフにバトンタッチするまでに、5代目ゴルフは全バリエーションで340万台を生産していた。
安全性も品質も向上した、6代目ゴルフ(2008~2012)
6代目ゴルフが生産された期間はわずか4年間と短かったのだが、それでも2012年7月末までに360万台が生産された。6代目ゴルフは、安全性においても再び大きな進歩を遂げた。再採用されたレーザー溶接のボディは安定性が高まり、ユーロNCAPのクラッシュテストで最大の5つ星を獲得した。衝突時に乗員の膝を保護するニーエアバッグも標準装備された。
インテリアにおいても、6代目ゴルフの品質は高い評価を得た。また、ヘッドランプの自動ハイビーム制御システム アシストや、パークアシスト、ヒルスタートアシストなどの新しい支援システム、アダプティブシャシ制御システム「DCC」などの技術により、2009年の世界・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した。さらに、スタートストップシステムとリカペレーションモード、ダイナミックコーナリングランプ、LEDテールランプなども設定され、6代目ゴルフはこれまでで最も先進的なゴルフになった。(この項つづく)
[ アルバム : フォルクスワーゲン ゴルフの50年(その3) はオリジナルサイトでご覧ください ]
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