セダン離れが進み、猫も杓子もSUVという時代だが、今こんなセダンがあったらいいのにな……という、クルマがある。1990年2月に日本および欧州で販売されたP10プリメーラである。なぜ、P10プリメーラのようなコンパクトでスポーティなセダンがもう生まれないのだろうか?
文:ベストカーWeb編集部/写真:ベストカー、日産自動車
日本が誇るスポーツセダンP10プリメーラよもう一度! 欧州車を超えたハンドリングのいいセダンはもう生まれないのか?
■欧州車を超えたハンドリングと使い勝手のいいパッケージング
前輪マルチリンクサスペンションを備えた欧州仕込みの4ドア&5ドアセダンとして1990年2月に誕生した(写真は2.0Te)。
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みんなのコメント
コメ常連さんは「またプリメーラの話かよ!」でしょうけど、1990年代の国産Мクラスセダンモデルの開発コンセプトの流れを変えた…ビールで云えばアサヒ・スーパードライみたいなものですから。
カリーナEDルックは廃れ、当時のコロナセダンもローノーズ/ハイデッキのプロポーションに生まれ変わり、身内のブルーバードですらプリメーラがP11型に移行してからですが、車両コンポーネンツはプリメーラと共通になってしまった位の変革。
変革と云えば、ブルーバードU13型セダン(SSS)のスタイルが悪くて、プリメーラに流れたユーザーも多かったはずかと。