車にかかるお金&維持費 [2025.03.20 UP]
クロストレックの「ストロングハイブリッド」って実際どうなの? 燃費性能を調べてみた
スバル 「クロストレック」 “燃える太陽”を身にまとう 鮮烈カラーの特別仕様車
クロストレックに導入された「ストロングハイブリッド」って燃費いいの?
スバルのコンパクトクロスオーバーSUV・クロストレック。2024年12月に新開発のストロングハイブリッドを搭載したモデルを追加し、多くのクルマ好きの注目を集めました。この新たなパワートレインは、走りの良さはもちろんのこと、燃費性能の良さも兼ね備えているとのこと。公式サイトでも「さらに力強く、もっと低燃費に」と力強くアピールしています。
しかしスバル車と言えば、他社のライバルモデルに比べると燃費性能はそこまで……といったイメージ。過去にリサーチしたレヴォーグやフォレスターも、実燃費は10~12km/L程度でしたが、ストロングハイブリッドの実力はどれほどなのでしょうか。
そこで今回は、クロストレックの燃費をリサーチ! 既存モデルとストロングハイブリッド車の比較、そして現行型と先代モデル・XVも比べてみました!
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現行型クロストレックのカタログ燃費をチェック!
スバル 現行型クロストレック
はじめに、現行型クロストレック(GU系)のカタログ燃費を見てみましょう。カタログには「市街地モード」「郊外モード」「高速道路モード」という区分での数値も掲載されていますが、今回は基準となる数値をピックアップしています。
FWDAWDAWD(S:HEV)ツーリング16.4km/L15.8km/L‐リミテッド16.4km/L15.8km/L‐プレミアム S:HEV/EX‐‐18.9km/L平均値16.40km/L15.80km/L18.90km/L
現行型クロストレック(GU系)カタログ燃費(WLTCモード)
やはり目を見張るのはストロングハイブリッド(S:HEV)を搭載するプレミアムS:HEV/EX。18.90km/Lという数値は既存グレードのツーリングやリミテッドを2.5~3.1km/Lの差を付けており、燃費性能の違いを主張しています。
気になるクロストレックの実燃費は…?
では、実燃費はどうなっているでしょうか。調査の結果、以下のような数値となりました。
FWDAWDAWD(S:HEV)サンプルA11.89km/LサンプルA12.17km/LサンプルA15.20km/LサンプルB11.89km/LサンプルB13.19km/LサンプルB15.05km/LサンプルC12.49km/LサンプルC11.64km/LサンプルC14.58km/LサンプルD14.53km/LサンプルD11.60km/LサンプルD14.51km/L平均値12.70km/L平均値12.15km/L平均値14.84km/L燃費達成率77.4%燃費達成率76.9%燃費達成率78.5%
現行型クロストレック(GU系)実燃費
平均値そのものは12~14km/L台後半と突出した数値ではありませんが、ストロングハイブリッド車が他のタイプを大きく上回る結果はカタログ値と同じ構図。同じAWD車で比較すると、約2.7km/Lもの差が出ています。AWDに比べると良燃費になりやすいFWD車と比較しても約2.1km/Lの差があり、ストロングハイブリッドの優位性を裏付ける結果となりました。
先代XVのカタログ燃費と実燃費は!?
スバル 先代型XV(GT系)
では、先代モデルに当たるXVはどうでしょうか。まずはカタログ燃費ですが、今回参照した2019年のカタログではJC08モードという測定方法で算出しており、現在使われているWLTCモードに比べるとやや数値が高くなっています。
ガソリン車ハイブリッド車1.6i アイサイト15.8km/L‐1.6i‐L アイサイト15.8km/L‐2.0e‐L アイサイト‐19.2km/L2.0e‐S アイサイト‐19.2km/Lアドバンス‐19.2km/L平均値15.80km/L19.20km/L
先代型XV(GT系)カタログ燃費(JC08モード)
先代モデルのXV(GT系)は2017年~2023年まで販売されましたが、2019年10月の改良で2.0Lモデル(2.0i‐L アイサイト、2.0i‐S アイサイト)をe-BOXERエンジン搭載のハイブリッド車に変更されています。
続いて、実燃費です。
ガソリン車ハイブリッド車サンプルA9.05km/LサンプルA10.46km/LサンプルB9.48km/LサンプルB11.45km/LサンプルC11.65km/LサンプルC15.63km/LサンプルD12.60km/LサンプルD14.39km/L平均値10.70km/L平均値12.98km/L燃費達成率67.7%燃費達成率67.6%
先代型XV(GT系)実燃費
ガソリン車は10km/L前後、ハイブリッド車は13km/L弱という結果に。現行型クロストレックと比べてみると、2km/L前後、数値が向上しているのが見て取れます。燃費面での性能アップを果たしている事が明確に分かる結果となりました。
なお、燃費達成率が約67%と低調な結果が出ていますが、これはJC08モードで算出されたカタログ燃費が高くなりすぎた影響と考えられます。
ストロングハイブリッドか、先代e-BOXER搭載車か…。中古車もチェックして賢いお買い物を!
ストロングハイブリッド搭載車は発売されてからまだ数か月。今後、路上で見かける機会もグッと増えてきそうです。これから購入するならムリに中古車を狙わず、素直に新車を購入するのが最善策でしょう。ストロングハイブリッドにこだわらなければ中古車のタマ数も増加傾向にありますが、走行距離が伸びた個体もある点に留意が必要です。
2025年3月現在、グーネットには約270台のクロストレックが登録。XVは約1,400台が登録されており、あなたの希望に見合う一台がきっと見つかるはず。次の愛車探しの際には、グーネットでお気に入りの一台を探してみてはいかがでしょうか。
クロストレックの中古車情報中古車登録台数:276台
中古車平均価格:294.1万円
中古車価格帯:232.0万円~432.8万円 (数字は2025年3月現在)
XVの中古車情報中古車登録台数:1,310台
中古車平均価格:169.8万円
中古車価格帯:45.0万円~302.2万円 (数字は2025年3月現在)
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みんなのコメント
価格に対して、全く見合ってない。