■初代を踏襲しつつワイド&ローに変貌、エンジンでもライバルに差をつける
「3年B組金八先生」シリーズや、派手なカーアクションと特装車で人気の「西部警察」シリーズがテレビ放送開始、ソニーが「ウォークマン」を発売し音楽の楽しみ方を変えた1979年、ホンダは2代目となるコンパクトカー「シビック」(SL/SR系)を発売しました。
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このモデルは初代シビックからキープコンセプトの外見ながら、ワイド&ローなフォルムへと変更することで、空力特性が改善され引き締まった印象とされています。また、1.5リッターで85PSを発揮するEM型エンジンを搭載した「CX」グレードのスポーティさから「スーパーシビック」と呼ばれていました。
CX以外のグレードでも、1.5リッター車は80ps、1.3リッター車は68psと実用上は十分な出力を持ち、800kg弱の車重(3ドア車)と、四輪独立懸架のサスペンションによって、キビキビと走らせるには十分なものとされていました。ルックスは似ていても初代から大きく伸ばされたホイールベースやトレッドで1ランク上の乗り心地も合わせ持っていました。
■同一車種レースに登場、レースの門戸を広げる
2代目シビックのライバルとされた前輪駆動の2ボックスカーは、レースでも活躍した日産「パルサー」(N10系)や、このクラスでは最も排気量が大きい1.6リッターエンジンで88psを誇った三菱自動車の初代「ミラージュ」などがあります。他にも、2ボックスカーでも後輪駆動だったトヨタ「スターレット」(KP60系)やマツダ「ファミリア」(FA系)も購入者には比較対象になっていましたが、洗練されたデザインと広い室内を実現したパッケージングの良さで2代目シビックは人気を集めました。
1981年には、鈴鹿サーキットを舞台に2代目シビックのワンメイクによる「FFスーパーシビックレース」が開始されました。黒澤元治、生沢徹、高橋国光、津々見友彦などの当時の超一流レーサーたちもエントリーしていて、同じスペックの車両を使いドライビングスキルだけで競われるレースは毎回白熱し、新たな自動車レースファンを獲得していきます。
また、1984年には「鈴鹿レディースカップシリーズ」も開催するなど、日本におけるレースの門戸を大きく広げたのがこの「スーパーシビック」です。
■ボディバリエーションを拡大し、多くのニーズに対応
2代目シビックのデビュー当初は2ボックスの3ドアと5ドアのバリエーションしかありませんでしたが、追って商用車の「シビックバン」、さらにバンをベースに乗用車登録のステーションワゴン「シビックカントリー」も追加されました。ほかにも、セダンをラインナップさせ、姉妹車で同じくセダンタイプの「バラード」も誕生しました。
初代「シビック」がFFコンパクトカーの良さを示し、正常進化したカタチで2代目「シビック」は開発されました。小さな車体に、人と荷物を充分な余裕をもって載せるというコンセプトをキープして、さらにこの考え方は後のシビックにも受け継がれていきます。
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