レジャードライブで活躍しそうな“アクティブキャビン”
全4タイプがラインナップされることになっているトヨタ「クラウン」シリーズ。そのトリを飾る新型「クラウン・エステート」は、広大かつ使い勝手のいいラゲッジスペースが注目を集めています。
【画像】「えっ…!」これが広くて“使える”荷室を獲得したトヨタ新型「クラウン・エステート」です(30枚以上)
本記事では、さまざまな事情で発売が延期されているものの、最近になって2025年春の発売がメディアで取り沙汰され、再び注目度が高まっている新型「クラウン・エステート」のラゲッジスペースをチェックします。
トヨタ「クラウン」は、現行モデルがシリーズ16代目となるロングセラー。
第二次世界大戦直後に開発がスタートした初代モデルは、物資が乏しく、また、トヨタ自体に技術やノウハウが不足していた時代に開発されたことから、誕生まで多くの苦難を味わったといいます。
そんな荒波を見事に乗り越え、1955年に誕生した初代「クラウン」は、日本車初の“100%国産“を実現したモデルでもありました。
こうした誕生の経緯から、歴代「クラウン」には“革新と挑戦”というDNAが息づいています。そのことを改めて教えてくれたのが、現行の「クラウン」シリーズです。
近年の「クラウン」は、保守的なセダンという印象が強かったのに対し、2022年7月に誕生した16代目はそうしたイメージを打破。先陣を切って発売された「クラウン・クロスオーバー」、王道の「クラウン・セダン」、クーペSUVの「クラウン・スポーツ」、そして、ステーションワゴンとSUVの魅力を“いいとこ取り”した新発想モデル「クラウン・エステート」と、それぞれ個性的な4台の「クラウン」によって“クラウン群”を構成。多様化する顧客ニーズに応えようとしています。
発売が待たれる新型「クラウン・エステート」は、そんなシリーズの大トリを飾るモデル。トヨタ自動車はこのモデルを「洗練と余裕の大人の雰囲気を併せ持ち、リアのフルフラットデッキとともに、機能的なSUVとしてアクティブライフを楽しめるモデル」と位置づけ、“アクティブキャビン”というコンセプトに沿って開発を進めてきました。
新型「クラウン・エステート」は、仕事にも遊びにも一生懸命なユーザーが満足できるようなクルマを目指したとのことですが、その象徴ともいえるのが、リアゲートからフロントシート背後までフラットなフロアが続くフルフラットデッキ。
全長4930mm、全幅1880mm、全高1620mm、ホイールベース2850mmという堂々としたボディサイズ(いずれも開発目標値)も相まって、リアシートの背もたれを倒し、背もたれ背後に格納されているボードを展開するだけで、2mオーバーの広大なデッキスペースが現れます。
このフルフラットデッキには、長尺のサーフボード、ゴルフのキャディバッグ、自転車やキャンプ道具など、多彩なアウトドアギアを余裕で積み込むことが可能。また、凹凸の少ないフラットなスペースゆえ、車中泊も快適に過ごせそうです。
●パワートレインはHEVとPHEVの2種類
そんな新型「クラウン・エステート」のインテリアは、他の「クラウン」シリーズと同様のテイストでまとめられています。
コックピット回りのデザインには、“アイランドアーキテクチャー”コンセプトを導入。その名のとおり、ディスプレイやシフトセレクターといった機能部品を集約し、それらの島のように配置するデザインとしています。
また、運転席側はドライビングに集中できるようブラックに、助手席側は運転席側とは異なる素材と配色としてくつろげるようにと、運転席側と助手席側とで素材やカラーを変える独特のコーディネートも同様です。
気になるパワートレインは、HEV(ハイブリッド)とPHEV(プラグインハイブリッド)の2種類。駆動方式はともに4WDとなっています。
新型「クラウン・エステート」に関する詳細なスペックは未公表。ちなみに、同様のパワートレイン・ラインナップである「クラウン・スポーツ」は、HEVが2.5リッターエンジン(186ps/221Nm)に119.6ps/202Nmのフロントモーターと54.4ps/121Nmのリアモーターを組み合わせ、PHEVが2.5リッターエンジン(177ps/219Nm)に、182ps/270Nmのフロントモーターと54.4ps/121Nmを発生するリアモーターの組み合わせとなっています。
* * *
新型「クラウン・エステート」。
ステーションワゴンとSUVの美点を“いいとこ取り”した新発想の「クラウン」は、広いリアキャビンに優れた走行性能を融合した意欲作。レジャードライブでも大活躍してくれそうです。
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みんなのコメント
名前とデザインだけクラウンシリーズに寄せただけ
走行性能も走破性も普通車レベル