10数年眠っていたエアロパーツを装着し完成形へ
代マツダ「サバンナRX-7」(SA22C)は1978年に登場。翌年にはデイトナ24時間レースに参戦した一方で、1974年に初参戦したル・マン24時間レースが忘れられず、1979年にはサバンナRX-7に13Bエンジンを搭載しシルエットフォーミュラ仕様へと改造し再挑戦をしています。度重なる改良を経て完成したのが、「サバンナRX-7 IMSA GTO 254」でした。今回は、その精巧なレプリカを製作したオーナーを紹介します。
マツダ「RX-7 IMSA仕様」かと思ったらNA型「ロードスター」でした! エンジンは「RX-8」のロータリーを搭載…ランニングコストも考慮
1982年のWEC in Japan富士仕様を再現
ピンクという個性的なカラーリングが目を引くマシンは1985年式のマツダ「サバンナRX-7 IMSA GTO 254仕様車」で、1982年のWEC in Japan富士に参戦し、従野孝司/関谷正徳/トム・ウォーキンショー組がドライブして総合4位に入賞したマシンを再現している。
1979年に海外でも発売されたサバンナRX-7は、同年のデイトナ24時間レース GTUクラスでの1-2フィニッシュを起点として、アメリカのモータースポーツ・フィールドでも大活躍。IMSA通算100勝という素晴らしい成績を残している。その速さから、ロータリーロケットと呼ばれていた。
代RX-7をベースとしていた1982年式のサバンナRX-7 IMSA GTO 254は、その3年前にル・マンにエントリーした「RX-7 252i」を発展させたマシン。マツダが1979年に参戦をスタートさせたアメリカIMSAシリーズにサービススタッフとして派遣されたマツダの技術者たちが全米各地のRX-7ユーザーの使用状況を調査し、RX-7レースカーのシャシー剛性をアップする改善メニューを多数生み出したのだという。
ミスター ル・マンの寺田陽次郎さんはワークスカーをドライブした際に「快適なハンドリングのクルマ」とコメント。RX-7のレースカーがボディをねじらせながら走る姿は、地を這うように走行する現在のGTマシンとは趣が異なるものだが、ハンドリングがよく乗りやすかったようだ。
エアロパーツは現代の最新技術を用いて復刻
現車のオーナーである森崎義裕さんに、どういう経緯で「見ても乗っても楽しめる」サバンナRX-7 IMSA GTO 254仕様車が誕生したのかを伺ってみた。
「幸運なことに初代のRX-7であるSA22C型のオーナーズクラブの中で10数年眠っていたエアロパーツを譲ってもらうことができました。本物のサバンナRX-7 IMSA GTO 254がレストアされていたので、そちらと重ならないワークスカラーにしようと思い、ピンクにしました。日本仕様であれば、かぶりませんから」
眠っていたエアロパーツというのは、どうやら往時にマツダスピードからリリースされたサバンナRX-7 IMSA GTO 254用のボディキットで、それを現代の最新技術を用いて復刻。その再現性の高さから、さまざまなイベントで数多くの賞を受賞しているそうだ。
箱車の祭典2024でこのマシンをドライブした森崎さんによると、前週の富士スピードウェイでのマツダファンフェスタの時に点火系トラブルが発生したので直してきたらしく、翌々週の岡山国際サーキットでのマツダファンフェスタでも走行するので「きょうはホドホドで走り、壊さない程度にする」とのことだった。
普段マツダのイベントで走ることが多いので、ハコスカGT-Rがいて、いつもと違う雰囲気を楽しめる箱車の祭典は面白いとも話してくれた。
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