最新型の新型車を小、中、高校生が上手に操っている
レクサスRC300 Fスポーツ、BMW Z4、マツダ・ロードスターRF、そしてアルピナD3S。これら最新型の新型車を小学生、中学生、そして高校生が上手に操っている。
【画像】3月22~23日に横浜で開催された『U-18運転予備校』の様子 全5枚
停止した状態の運転席で操作してみた、というのではない。エンジンをかけ、アクセル、ブレーキ、ハンドルを操作して実際にクルマを運転しているのだ。
その様子を親御さんたちはドキドキしながら、でもワクワクしながら息子や娘の勇姿を見守っている。スマートフォンを使って走行風景を録画したり、いま乗ったクルマの前で親子一緒に記念撮影をしたり。皆さん、笑顔でいっぱいだ。
そんな『U-18(アンダー18)運転予備校』が、今回は横浜で開催された。
そう聞いても、ピンとくる人は少ないだろう。18歳以下では、運転免許がとれないのでは? シミュレーションゲームのことではないのか? いったい、誰がなんのためにやっているのか? などなど、多くの疑問が出てくるのは当然だ。
筆者はこの試みが2017年に始まって以来、インストラクターを務めており、今回の横浜開催(3月22日~23日)でも子どもや若者たちが運転するクルマの助手席に座った。
U-18運転予備校とは、いったい何なのかをご紹介したいと思う。参加資格は、クルマを運転できる体格があること(身長150cm以上)、さらに四輪自動車を取得していない18歳以下だ。
つまり、18歳以下ならば事実上、年齢制限はない。最年少は小学四年生で、中学生も多かった。なお、参加は無料である。
インストラクターは、筆者を含めて日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ) で、U-18運転予備校に関する事前講習を受けた者が担当している。自動車メーカー各社、輸入車インポーターが、U-18運転予備校の開催主旨を理解して上で車両を貸し出している。
座学45分間ですぐに実技
カリキュラムは、約45分間の座学と、約1時間の実技、そして約15分間の講義。途中の休憩時間を含めて2時間半ほどだ。
詳しく説明すると、座学では、ドアの開け閉め、ドライビングポジション、シートベルトの正しい使用方法、エンジンのかけかた、微低速でブレーキをコントロールする『アリさんブレーキ』、アクセル操作、ハンドル操作と続く。『アリさんブレーキ』とは、移動速がアリのようにかなり遅いことをイメージして、U-18運転予備校として使用している用語だ。
ここまでの45分間の座学だけで、いきなり実技へと移る。実技では、座学でのおさらいをしながら正しいシートポジションをとってから、シートベルトを閉めてエンジンスタートして、いよいよ走り出す。
まずは、前進と後退で、アリさんブレーキによって、微低速でのブレーキ操作の感覚をつかむ。次にハンドル操作を、両手を持ち替えない操作範囲、さらに切り込む操作範囲、そして両手を持ち替えてロックトゥロックまで切り込む操作を、段階的に体験する。
そして、アクセル操作については、停止状態でレブリミッターが効くまでアクセルを全開にしてみる。その上で、エンジン回転数を2000rpmでキープする操作を体感する。ここまでが、実技としての準備段階となる。
ここから先は、パイロンを置いてオーバルコースに見立てたコースレイアウトで周回する。今回、参加者は1回12人だったが、全員が用意した4台全てで走行した。当然だが、参加者の皆さんはかなり緊張しているものの、親御さんたちが驚くほど運転に慣れるのが早い。
もしも参加者が運転を自分で制御できなくなった場合、インストラクターは電動サイドブレーキを作動させる、またはエンジンを切るなどの緊急的な措置を講じてクルマを停止させるために、AJAJ独自に訓練を行っている。しかし、これまでそうした対応を講習中に行った事例はない。
なぜ、そこまでやるのか?
では、なぜこうした試みが行われているのか。目的は交通安全だ。
クルマを運転する立場になれば、クルマから見た歩行者や自転車の動きが理解しやすくなる。また、クルマの運転に興味を持ってもらうことで、交通安全に関する情報が、免許の持たない子どもや若者にとって、すんなり入ってくることを期待している。
気になるのは法的な解釈だ。警察庁にはU-18運転予備校の主旨を説明して、実施について理解を得ている。基本的には私有地など公道でなければ、運転免許は必要ない。しかし、子どもに実車を運転させてしまうという試みに対して、世間では賛否両論あることは十分に承知している。
それでも、交通安全に対してまったく違う手法として、また『若者の車離れ』と世間で言われることが多い日本において、思い切ったアイディアを実行したのが、U-18運転予備校なのだ。
なお、実技後の講習では、無免許運転に対する、刑事責任、行政責任、そして民事責任について説明をしている。参加者には、貴重な体験によって交通安全についての理解を深め、そして実際に運転免許を取った後には楽しいカーライフを過ごしてもらいたい。
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