注目のポイントは、“今さら”なエミッションテスト機器?
GMブランドのシボレーは、昨年ミッドシップスポーツへと大変身した新型「コルベット・スティングレイ」を発表。すでにデリバリーを開始しているが、そのプラグインハイブリッド(HV)版と思われる謎のプロトタイプがカメラに捉えられた。
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あえて謎と表記したのにはワケがある。これまで、シボレーはコルベットのプラグインHV版の噂が出ると即座に否定していたからだ。しかし、今回のプロトタイプは後部にエミッションテスト用のデバイスが取り付けられている。撮影したカメラマンによれば、これは排気フローアナライザーツールを介して排気を行なうリグ付き排気システムだったという。
また、フロントフードからはオレンジ色のケーブルがはみ出しキルスイッチを装備。さらに、リヤクォーターパネルには別のキルスイッチも確認できる。これは、電気モーターへの電力を止めるためのもので、このプロトタイプがプラグインHVであると同時に4WD駆動であることも推察できる。少なくとも、新型コルベットが今さら改めて排気テストをしていること自体が不自然。新たなパワートレインをテストしていることは間違いなさそうだ。
新型コルベットのパワーユニットは、新世代の「LT2型」直噴6.2L V型8気筒自然吸気エンジンを搭載。3秒の0-100km/h加速や0~400m加速11.2秒というパフォーマンスを発揮しているが、プラグインHVが追加されれば経済性はもちろん、さらなる性能向上も期待できる。そのワールドプレミアは、最速で2020年内という説が有力だ。
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0-100km/hが3秒って、さすがHVになってもコルベットだ!