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トヨタ、スープラの生産終了を告知…特別仕様車A90 ファイナルエディションの日本導入時期は「検討中」

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トヨタ、スープラの生産終了を告知…特別仕様車A90 ファイナルエディションの日本導入時期は「検討中」

TOYOTA GAZOO Racing(TGR)は11月28日、スープラの3L直6ターボモデルの一部改良を発表、ならびに特別仕様車「A90 ファイナルエディション」を発表した。なお、「A90 ファイナルエディション」はグローバルで300台限定発売の予定であり、欧州は2025年春に発売。日本での発売時期は「検討中」とのことだ。

また、”ファイナルエディション”の名のとおり、「A90 ファイナルエディション」を集大成として現行スープラの生産は終了予定となっている。

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■一部改良の内容

1.ドライブトレーン
新しいシャシーセッティングに伴い、アクティブディファレンシャルの制御を最適化。旋回中のアンダーステアを抑制し、ハンドリングを改善した。

2.ブレーキ
フロントに大径化したブレンボ製ディスクブレーキを採用、制動性能を強化した。

3.ボディ/サスペンション
・状況に応じて減衰力を調整する電子制御ダンパーの特性を見直し、併せてフロントのスタビライザーも強化。走行性能を向上させた。
・前後スタビライザーブラケットにアルミ強化品を採用。また、フロントコントロールアームに強化ゴムブッシュを、リヤサブフレームに強化ゴムマウントを採用することで、サスペンションとボディの一体感を高め、ロードインフォメーションをより伝え正確なハンドリングに貢献
・リヤ床下ブレースの構造を強化することでボディ剛性を向上。ダイレクト感やグリップ感、コントロール性を向上した。
・今回の進化点にあわせ、電動パワーステアリングの制御を最適化。ダイレクト感のあるステアフィールを実現し、コントロール性を向上させた。
・前後キャンバー角を見直し、グリップ感を高めてコーナリング時の安定性を向上させた。

4.タイヤ/ホイール
ホイールカラーにマットブラックを採用、精悍なスタイリングに磨きをかけた。

5.エクステリア
ダックテールタイプのカーボンリヤスポイラーを採用。フロントにはホイールアーチフラップを追加し、フロントタイヤスパッツの高さを拡大することで前後の空力バランス、ダウンフォースを最適化して接地性とハンドリング性能を向上した。

6.インテリア
運転席にはGRロゴを刺繍をしらったアルカンターラ+本革シート表皮を採用。シフトノブのリングおよびステッチ(6速MTのみ)、シートベルトに赤色を採用してスポーティさを強調した。

■特別仕様車「A90 ファイナルエディション」

1.パワートレーン
・吸気経路を見直し、低背圧触媒を採用することで圧力損失を低減。それに合わせてエンジン制御を最適化することで出力を258kW(387ps)から320kW(435ps)へとパワーアップ。最大トルクも500Nm(51.0kgm)から570Nm(58.1kgm)まで高まり、加速性能とレスポンスを向上させた。
・エンジンオイルパンにバッフルプレートを追加。コーナリング性能向上に伴う高G域でのオイルの偏りを防止した。
・エンジン性能向上に伴い、冷却性能も強化。ラジエター冷却ファンを強化するとともにサブラジエターを追加し、さらにディファレンシャルギアカバーの冷却フィンも大型化した。
・新しいシャシーセッティングに伴い、アクティブディファレンシャルの制御を最適化。旋回中のアンダーステアを抑制し、ハンドリングを改善した。
・アクラポヴィッチ製チタンマフラーを採用、迫力のあるエンジンサウンドを実現した。

2.ブレーキ
・フロントにブレンボ製19インチブレーキと高ミューのブレーキパッドを採用、制動性能を強化。さらに前後にフローティング構造のドリルドディスクを採用し、スポーツ走行時においても優れた制動力を確保した。
・ステンレスメッシュのブレーキホースを採用し、制動時のホース膨張による圧力伝達損失を抑え、強化したブレーキシステムの性能を最大限引き出した。

3.ボディ/サスペンション
・GRスープラGT4が採用しているKW製サスペンションを採用。伸び側16段、縮み側12段の減衰力調整を備えてさまざまな使用状況に対応したほか、前後スタビライザーを強化することで、限界性能を向上させた。
・フロントアームに強化ゴムブッシュ、フロントコントロールアームにピロボールジョイントを採用、リヤサブフレームをGRスープラGT4と同じアルミリジッドマウントとすることで、サスペンションとボディの一体感を向上。ロードインフォメーションがより伝わりやすくなり、正確なハンドリングに貢献する。
・フロントカウルブレースを強化したうえで、フロント床下ブレースを追加。リヤ床下ブレースの構造を強化し、室内には強化ラゲージクロスバーを採用することでボディ剛性を高め、ダイレクト感もグリップ感、コントロール性を向上した。
・今回の進化点にあわせ、電動パワーステアリング制御を最適化し、ダイレクト感のあるステアフィールを実現、コントロール性能を向上した。
・前後のキャンバー角を見直し、グリップを高めてコーナリング時の安定性能を向上した。

4.タイヤ/ホイール
・10mm拡幅したハイグリップタイヤ「ミシュラン パイロットスポーツ カップ2」を採用。コーナリング時の安定性及び限界性能をさらに向上した。
・フロント19インチ、リヤ20インチの軽量ホイールにはTGRのロゴを刻印した。

5.エクステアリア
・GRスープラGT4の開発を担当するTOYOTA GAZOO Racing Europe(TGR-E)が空力性能の開発を担当。モータースポーツ参戦を通じて得た知見と風洞実験施設を用いてテストを重ね、開発した。
・カーボンフロントスポイラー、カーボンフロントカナード、フロントセンターフラップを採用。さらにGRスープラGT4を彷彿させるスワンネック構造のカーボンリヤウイングを装備することで前後の空力バランス、ダウンフォース、ドラッグを最適化し、接地性とハンドリング性能を向上させた。
・カーボンボンネットダクトを追加。脱着式のインナーダクトを採用し、取り外し時には冷却性能向上に寄与。

6.インテリア
・シートパッドにアルカンターラ素材を使用したレカロ製カーボンフルバケットシート「RECARO Podium CF」を採用。走行性能向上により、ドライバーにかかるGが増加する状況においてもしっかり体をホールドし、正確なドライビングをサポートする。また運転席シートを赤色とし、ドライバーオリエンテッドなコックピットを強調した。
・ステアリングホイール、ドアトリム、センターコンソールニーパッド、センターアームレスト、シフトノブ・ブーツ、インパネ中央部の表皮にアルカンターラを素材を使用。また、赤色シートベルト、専用カーボンスカッフプレートを採用することで、台数限定モデルの特別感を高めた。

〈文=ドライバーWeb編集部〉

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みんなのコメント

5件
  • NAS********
    一体何台ぐらい売れたのだろう
    実車は5〜6回ぐらい遭遇したけど写真で見るよりも存在感が有ってまあまあカッコ良かったが
    トヨタデザイナーはもう少し頑張らないと
    俺が社長なら全員クビだな
  • ********
    セリカ復活と言い出したのは、スープラの代わりのつもりか?
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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