2022年12月14日、日本流行色協会による「オートカラーアウォード 2022」の審査会と発表会が行われ、グランプリはダイハツ ハイゼットトラック(エクステリア:アイスグリーン/オフビートカーキメタリック/ファイアークオーツレッドメタリック、インテリア:ブラック)が受賞した。
13デザインの20台から栄えあるグランプリに選ばれたのは・・・
オートカラーアウォードとは、日本流行色協会が年に1回、自動車やオートバイなどモビリティのカラーデザインの企画力や、形との調和を含むカラーデザインの美しさを評価する顕彰制度で、1998年から始まった。毎年最も魅力的なモビリティのカラーデザインを表彰し、その考え方や成果を他業界や社会とシェアする機会を創出することで、日本のカラーデザイン全体の向上を目指している。
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かつては自動車のみを対象としていたが、現在はオートバイや工事用作業車など、さまざまなモビリティを対象としている。新型コロナウイルス感染拡大防止のため2020年は開催中止、2021年はオンライン開催となり、2022年は久しぶりにライブでの開催となった。
今回ノミネートされたカラーデザインは13(複数でのノミネートがあるので、合計20台)。その中から栄えあるグランプリに選ばれたのは、ダイハツのハイゼットトラック(エクステリア:アイスグリーン/オフビートカーキメタリック/ファイアークオーツレッドメタリック、インテリア:ブラック)だった。
担当デザイナーの、ダイハツ工業 デザイン部 第二デザインクリエイト室 CMFグループの里舘ひなのさんは、「いままで軽トラックというと、ほとんどボディカラーは白と決めつけられていました。でも、ボディカラーの選択肢を増やすことで、商用の枠組みを超えた、仕事と暮らしをもっと楽しく彩って、働くみんなを元気にしたいという思いで、この3色を設定しました。アイスグリーンは、初代ミゼットをオマージュしています。ファイアークオーツレッドメタリックは、ハイゼットジャンボでは20%も選ばれるほどの人気色になっています」と受賞をうれしそうに語った。
特別賞はホンダのオートバイ「ホーク 11」が受賞
また、特別賞にはホンダのオートバイ、ホーク(HAWK)11(パール ホークスアイ ブルー×ベータ シルバー メタリック)が受賞した。
担当デザイナーの、本田技術研究所 デザインセンター モーターサイクルデザイン開発室 CMFグループの桂川 碧(みどり)さんは、「光の角度で色の表情が豊かに変わります。ツーリングなどでバイクを停めたとき、タンクに写り込む情景がライダーの力強く前に進むためのパワーとなる、そんな存在を目指しています」と語ってくれた。
奇しくも、今回の受賞車のカラーデザイン(正しくはCMF:カラー、マテリアル、フィニッシング)を担当したのは女性だった。女性ならではの細やかな視点や、こんな時代だから人々を元気にしたい、という思いが伝わってくるカラーデザインだった。
なお、今回ノミネートされた全モビリティについては、後日あらためて当Webモーターマガジンで紹介する予定だ。「くすみカラー」と呼ばれるアースカラーが流行しつつあるが、はたして2023年はどんなボディカラーが注目されるだろうか?
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