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絵描き屋の独り言「カーイラスト旅日記」vol.25:ミラフィオーリ2023

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絵描き屋の独り言「カーイラスト旅日記」vol.25:ミラフィオーリ2023

運営元:外車王SOKEN
著者 :きもだこよし

出展車輌台数906台は過去最大!平成最後の開催となった東京オートサロン2019

6月初旬からクルマをひた走らせて、愛知県は長久手に絵描きは降り立っていました。今年も欧州車の祭典ミラフィオーリにお邪魔するためです。台風一過の長久手の森ジブリパークには250台の車両が集結。多種多様な欧州車が大芝生広場を埋め尽くしました。主催はチンクエチェント博物館、最近はTV等でも知られるようになった同博物館ですが、絵描きにとってはミラフィオーリとの関係は外せません。



■それは欧州車の祭典 

昨年からジブリパークの改装工事が続いていることもあり、会場は昨年に引き続き、イベント本部がスケートリンク前に。それに伴い会場への侵入経路も変わりました。入場コースの変化は知らなかったルートを通ることにより、次々と増えていくジブリパークの施設を発見する旅にもなっていました。 
 
ミラフィオーリは中部地区最大の欧州車の祭典のひとつとして、今回で13回を数えるイベントです。参加資格はただひとつ、欧州車であること。それ以外は年式もメーカーも問いません。会場にはドイツ、フランス、イギリスはじめ名だたるメーカーの車両が参加します。



もちろんイタリアからはフェラーリ、アルファロメオはじめ、本部前のスペースにはテーマの中心であるフィアット、アバルトの車両が並びます。毎年フィアットは多くの車両が参加しましすが、今年は特に現行500(チンクエチェント)が多かったように思えます。



とはいえ同じクルマでも各々個性豊かな車両が並びます。今回絵描きはジャンケン大会の景品としての愛車の似顔絵を用意(といっても後日お渡しですが)。みごと勝ち取ったオーナーさんも、友人たちから贈られたさまざまなものに囲まれたチンクエチェントで参加されていました。




 
テーマではフィアット・アバルトで集められていましたが、他の欧州勢にももちろんツワモノな参加者がエントリーします。グループでの参加者や同一メーカーで集まった有志、そんな中、初夏の日差しの中を飄々とくつろぐケーターハムでご参加のご夫婦とお会いしました。



本来ないはずのトランクスペースを稼ぎ出すために、スペアタイヤのステーに革鞄を用意。聞けばこのクルマでワインディングもキャンプもこなすといわれます。走りに特化したスーパーセブンであらゆるカーライフを満喫されているご様子でした。



■暴走!?ゲストトークショー 

舞台挨拶にはチンクチェント博物館館長の深津氏はじめ自動車ライター嶋田智之氏、オートプラネット名古屋で知られるホワイトハウスグループの広報、谷川氏がマイクを握りました。また急遽ゲストとして登壇したのが、ハートFMラジオのパーソナリティー、ジェームズ・ヘイブンス氏。




 
自身のラジオのボールペンをアプリ登録者にプレゼント。恒例のチンクチェント博物館の深津館長と自動車ライター嶋田智之氏によるトークショーでは1台ずつじっくりと解説、またジャンケン大会ではジェームズ・ヘイブンス氏が参戦!ヘイブンス氏は挨拶でも暴走気味のトークにて会場を多いに盛り上げてくれました。




 
実は登壇した方々のほかにも物販ブースのテント内にはマンガ「GTロマン」の作者である西風氏が待機、訪れたファンに対してサインを行っていました。画像ではメモ帳や色紙ではなく、なんとアルファのV6エンジンのヘッドカバーに描いている姿が。あまりの予想外な依頼にも笑顔で応じていました。




 
■今日の1枚 
 
毎回イベント会場で私が独断でこの日一番に目に留まった車両を描く今日の1枚。陽気なラテン車ではなく、どこか実々剛健なイメージを持ちながらもアバンギャルドな雰囲気を併せ持つメーカーBMWから、E90系の335カブリオレです。



何が目をひいたってこちらのクルマ当日の限定愛車の似顔絵依頼の希望者のクルマだったのです。ただ、こちらのカブリオレ、トノカバーはじめ内装が人工バックスキンであるエクセーヌでキレイにまとめられておりました。それだけなら特質する点ではなかったのですが、こちらはなんとオーナーのハンドメイド。北海道からのエントリーで中部地区に在住の同じBMWの仲間とご参加とのことでした。




 
このイラストの背景は見ての通りミラフィオーリの会場ではありません。オーナーの地元北海道を使わせていただきました。今頃はお手元に届いているはずです。
 
■新たな観光客が訪れる機会が増えたか? 



コロナも多少落ち着いてきて、一般のお客さんとの間の垣根が取り払われたミラフィオーリ。少しづつ展示してある車両に近づく方も増えたのでは?と思われます。関係者だけでなく多くの方にも欧州車、そしてフィアットアバルトのの魅力を伝えられたら。そんな事を考えつつ当初の予定を大幅に超過した愛車の似顔絵の依頼を抱えて絵描きは旅を続けます。 
 
■ミラフィオーリオフィシャルサイト:
https://carcle.jp/UserBlog?UserID=1386



■愛・地球博公園モリコロパーク:
https://www.aichi-koen.com/moricoro/



■ジブリパーク:
https://ghibli-park.jp/



■きもだ こよし プロフィール:
https://carcle.jp/UserProfile?UserID=4504 



 



[ライター・撮影/きもだ こよし]  
 
 

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