■進化した「アドレス125」
スズキは2025年1月17日、グローバルサイトを更新し、ヨーロッパで展開される「アドレス125」の2025年モデルを発表しました。
アドレス125は、125ccクラスの原付2種に分類されるスクーターですが、この2025年モデルではどこが変わったのでしょうか。
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アドレスシリーズは、信頼性と実用性を兼ね備えたスクーターとして長年にわたり支持されているモデルです。
初代モデルは、1987年に登場した「アドレス50」です。現行モデルのアドレス125は、2019年12月にスズキインドで「アクセス125」として販売が開始され、2022年10月に日本へアドレス125として導入されました。
2025年モデルでは剛性を高め、軽量化された新設計フレームを採用。ホイールベースが短くなり、ハンドリング性を向上させました。
外装も刷新され、丸みを帯びたスタイリングとクロームメッキのアクセントが特徴的で洗練されたレトロなヨーロピアンスタイルにまとめられています。
新デザインのバイザー付きLEDヘッドライトは、クロームの縁取りで高級感を演出し、U字型のポジションライトと縦型のウインカーがフロントフェイスに独自の表情を与えています。リアにもU字型のLEDテールライトを採用し、スタイリッシュさを強調しています。
ハンドル周りには、現行モデルの「バーグマンストリート125EX」や「アヴェニス125」に採用されている多機能デジタルインストルメントパネルを新たに採用。速度や燃料残量などの情報を視認しやすくなりました。さらに、ハザードライトスイッチ、ブレーキロックスイッチも新搭載しています。
左フロントポケット上部にはUSBソケットが備えられ、スマートフォンなどの充電が可能です。また、新たに右側にもポケットが備えられました。
イグニッションキーで蓋の開閉が可能な給油口を新採用し、セキュリティ性を向上させています。
新形状のシートは、座り心地が更に改善され、よりフラットなシートデザインに改良。シート下収納は、容量24.4リッターに拡大しています。また、広くフラットなフロアボードは、快適な運転姿勢を維持することができます。
パワーユニットは、ユーロ5+に適合した、SEP(スズキ・エコ・パフォーマンス)エンジンを搭載。CVTセッティングの最適化を行い、低中速域でのトルクが強化され、俊敏な加速を実現しています。
足回りでは、柔らかめのフロントサスペンションを設定し、路面追従性とスムーズな乗り心地に仕上げられています。
機能面では、ワンプッシュで始動可能な「スズキイージースタート」や前後連動式ブレーキ「コンビブレーキ」を採用。センタースタンドの設計とレイアウトの見直しがされました。
カラーバリエーションは、「メタリックマットステラブルー」「パールグレースホワイト」「メタリックマットブラックNo.2」の3色です。
なお、このヨーロッパ仕様の新たなアドレス125の価格や導入時期については、現在のところ未発表。
とはいえ、日本で展開されている現行アドレス125もヨーロッパ仕様と基本的に変わらないため、今後日本にも今回発表されたものが導入されると思われます。
※ ※ ※
■主要諸元/ヨーロッパ仕様(カッコ内は2024年モデル)
・全長×全幅×全高:1835mm×1155mm×690mm(1825mm×1160mm×690mm)
・シート高:770mm(770mm)
・車両重量:106kg(105kg)
・乗車定員:2人
・エンジン型式:空冷4ストロークSOHC単気筒エンジン
・総排気量:124cc
・最高出力:8.4PS(8.7PS)
・最大トルク:10.2Nm(10Nm)
・燃料消費率
WMTCモード値:52.6km/L(53.8km/L)
・燃料タンク容量:5.3L(5.0L)
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