スバルWRXは、2014年に登場した、スバルの代表的な中型スポーツセダンです。しかし、その源流はWRC(世界ラリー選手権)参戦のために作られたインプレッサWRXにさかのぼるクルマなので、水平対向エンジンや4輪駆動方式などによる高い“走り”の性能を特長にしています。2022年現在の最新モデルは2021年にデビューした、WRXとして2代目となるVB系です。
WRX STI Sport R EX 実車フロントビュー。WRX STI Sport R EX 実車リヤビュー。このVB系WRXには『スバル グローバル プラットフォーム(SGP)』と呼ばれるモジュール式の新型プラットフォームが採用され、強度と剛性が向上したほか低重心化がはかられています。また、フルインナーフレーム構造や構造用接着材を用いることでボディやシャシーが高剛性化されたほか、ボディの高剛性化に合わせてサスペンションジオメトリが最適化されたことで、実用ストロークが伸ばされ、モーターアシスト軸とドライバーのステアリング操作軸を別軸とした2ピニオン方式の電動パワーステアリングも採用されています。
トミカ × リアルカー オールカタログ / No.73 コベルコ ラフテレーンクレーン パンサーX 250
2.4ℓ BOXER 直噴ターボ “DIT”。エンジンは初代より排気量がアップしたFA24型2.4ℓ直噴ターボ”DIT”エンジンに替わり、これに組み合わせるトランスミッションは『スバル パフォーマンス トランスミッション(SPT)』と呼ばれるCVTが採用されています。このCVTは8速マニュアルモードを備えており、より素速いシフトチェンジとブリッピングシフトダウンのためのスポーツシフトコントロールを採用しています。
このWRXの中でも“走り”の性能を磨き上げたハイパフォーマンスモデルが、スバルのモータースポーツ活動を担い、またモータースポーツやスポーツパーツ、コンプリートカーの開発などを手掛けるSTI(SUBARU TECNICA INTERNATIONAL/スバル・テクニカ・インターナショナル)がチューニングした『STI Sport R』と『STI Sport R EX』になります。
『STI Sport』ならではの装備、スイッチひとつで走りの質を切り替える新次元のドライビング制御システム『ドライブモードセレクト』。この『STI Sport』にはハイパフォーマンスカーとしてのアグレッシブな走りから、高級車のような疲労感の少ない上質で快適な乗り心地の走りまで、スイッチひとつで切り替える新次元のドライビング制御システム『ドライブモードセレクト』が装備されているのが大きな特徴です。
モードには“Sport+(スポーツ・プラス)”、“Sport(スポーツ)”、“Normal(ノーマル)”、“Comfort(コンフォート)”の4つが設定されており、パワーユニットだけでなく、AWD(4輪駆動)システムやサスペンション(電子制御ダンパー)、パワーステアリング、『アイサイト』の追従加速度、エアコンに至るまで、さまざまなデバイスを緻密に制御し、バルブ特性や減衰力の調整により、クルマのキャラクターを大きく変化させます。また、各種機器の設定を自分でカスタマイズできる“Individual(インディビデュアル)”モードも備えられています。
運転状況と車体の動きなどを複合的にセンシングして減衰力を瞬時にコントロールするドイツのZF社製の電子制御ダンパーも『STI Sport』ならではの装備。さらに『STI Sport』には、運転状況と車体の動きなどを複合的にセンシングして減衰力を瞬時にコントロールするドイツのZF社製の電子制御ダンパーも装備されています。これは“スカイフック理論”――もしも物体を空中を走る架空の線に宙づりの状態にして移動させることができれば、常に安定した姿勢を保つことができるという理論――をベースに独自のチューニングが施されており、ダンパーの働きを個別に制御して車体姿勢を常に安定させます。“Sport”、“Normal”、“Comfort”の各モードに合わせて、コーナーで発生するロールの大きさや速度、加減速によるピッチングなどを可変制御、『ドライブモードセレクト』によるキャラクターの切り替えを可能にするとともに、常にフラットな車体姿勢をキープして、意のままのハンドリングと高度な走行安定性に貢献します。
『STI Sport』には、走行状況に応じて前後トルク配分をコントロールすることでコーナーリング時の回頭性と走行安定性を高度にバランスさせる『VTD-AWD』も装備されている。これに加え、前後輪のトルク配分をセンターデフで前45:後55に不等配分する不等&可変トルク配分電子制御AWD、『VTD-AWD』も装備されています。これは走行状況に応じて前後トルク配分をコントロールすることでコーナーリング時の回頭性と走行安定性を高度にバランスさせます。また、『ドライブモードセレクト』においては電子制御を2モード化し、“Sport”モードでは、センターデフの差動制限を抑制することでドライバーのコントロール領域を広げています。
『トミカ』の『No.76 スバル WRX S4 STI Sport R EX』は、この『STI Sport』の中でも最も走る悦びを最大限に味わうことができる、『STI』の名にふさわしいハイクオリティモデルを再現しています。この羨望のハイパフォーマンスマシンを1台、コレクションに加えてみてはいかがでしょうか?
■スバル WRX S4 STI Sport R EX 主要諸元
全長×全幅×全高(mm):4670×1825×1465
ホイールベース(mm):2675
トレッド(前/後・mm) :1560/1570
車両重量(kg):1600
エンジン:FA24型 水平対向4気筒DOHC直噴ターボ“DIT”
排気量(cc):2387
最高出力:202kW(275ps)/5600rpm
最大トルク:375Nm(38.2kgm)/2000-4800rpm
トランスミッション:CVT(8段マニュアルモード付き)
サスペンション(前/後):ストラット/ダブルウィッシュボーン
ブレーキ(前/後) :ベンチレーテッドディスク/ベンチレーテッドディスク
タイヤ:225/45R18
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