この記事をまとめると
■2023年の干支「うさぎ」にまつわるクルマ関係の物を紹介
2022年の漢字は「戦」! というわけで「戦」の文字が似合うクルマとそのトピック4つを選んでみた
■スバルはかつて二輪車を手掛けていた
■100年以上前の日本に「兎」に関係する自動車メーカーが存在していた
2023年の干支「うさぎ」に関する乗り物たち
2023年の干支はうさぎ。ということで、今回はうさぎにまつわる乗り物をご紹介したいと思う。なお、うさぎにまつわる乗り物といっても実際のうさぎを運搬するようなクルマのことではないので悪しからず。
スズキ・アルトラパン
現在販売されているクルマのなかで、うさぎと聞いて真っ先に頭に思い浮かぶのがスズキのアルトラパンだろう。そもそもラパンとはフランス語でうさぎを意味しており、エンブレムにもうさぎのマークをあしらうほどのこだわりっぷりとなっている。
このうさぎのアイコンはさまざまな部分に散りばめられており、現行型を例にとると、メーターパネル内や前後ランプの内側といったわかりやすい部分はもちろん、ドアパネルの内側やセンターピラー部、リヤゲートを開けた隙間部分、リヤウインドウの熱線部分など、いろいろな場所にうさぎのアイコンが隠されているのである。
フォルクスワーゲン・ゴルフ
フォルクスワーゲンの代表的な車種のひとつであるゴルフ。現在は8世代目が絶賛販売中であり、一見するとうさぎとの関係性は皆無にも思えるだろう。しかし、じつはこのゴルフ、北米地域では初代と5代目モデルが「ラビット」という車名で販売されていたのである。
そもそもゴルフという車名はスポーツのゴルフが由来ではなく、入り江や湾岸、港などを意味するドイツ語が由来と言われているが、ドイツ語の綴りはスポーツのゴルフと同じく「GOLF」となるため、混同されることを懸念してラビットという名前にしたということらしい。
小さいながら機敏に走るゴルフにラビットと名前を付けるのはさすがのセンスと関心してしまうが、結局現在はグローバルネームのゴルフに統一されてしまっているのはやや残念な気もしてしまう。
日本にはうさぎにまつわる乗り物が多かった
スバル・ラビット
今では水平対向とシンメトリカルAWDに代表される四輪車メーカーとして、その地位を確固たるものとしているスバルだが、過去には2輪車を製造販売していた時代もあった。そんなスバル(当時は富士産業)リリースしていたスクーターがラビットと名付けられたものだった。
量産モデルは1947年から1968年と20年以上に渡って生産され、モデル数も40種類ほどにも上るバリエーションを持っており、まだまだ自動車が普及する前の時代の庶民の足として重宝される乗り物だったのである。なお、ラビットのモデルのいくつかは海外への輸出実績もあり、日本国外のマニアによって大切にされている姿も見ることができるほどなのだ。
ダットサン
日産自動車の前身としてだけでなく、海外で使用していたブランドとしてや一部の車名(ダットサントラックなど)としても知られているダットサン。その名前の由来は1914年に日産の源流でもある快進社が作り上げた乗用車に「脱兎(DAT)号」と名付けたことが始まりとなっている。
※画像はダットサン12型フェートン
この脱兎号は“脱兎のごとく“になぞらえて非常に速いというイメージと、快進社の支援者であった3名の頭文字のD、A、Tから名付けられており、のちにダット自動車製造という会社名へと受け継がれた。そのダット自動車製造が1930年に生み出した試作車にDATの息子(SON)としてDATSONという車名を付けたのが、ダットサンの始まりなのである。
ただ、ダットソンだと「損」に聞こえてイメージが良くないということで、太陽を意味するSUNに置き換え、現在のダットサンに落ち着いたというのが大まかな流れということになるワケだ。
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みんなのコメント
男性ウケするように作られたのにキーは共通でウサギのマークが入っていて詰めが甘いとは思っていたが私は気に入っていた。ウサギの皮を被った狼的な…。赤と言えばフェラーリだよなっていう安直な考えでフェラーリ風エンブレムを作った。当然跳ね馬でなく跳ね兎でよく見るとかわいい仕様。
ラパンより軽い旧規格のアルトワークスからの乗り換えだったのでコーナリングはダルく感じたが安定性は増したと思う。純正シートの調整式ランバーサポートがお気に入りであれ以来私が気に入る純正シートは無かった。11万キロ走った時に免許取る前から欲しかったシルビアヴァリエッタを購入できる資金が貯まったので免許取りたての弟に譲ろうとしたが弟は「ラパンはきらいじゃないがMTが面倒」と言って拒否されたんで自動車整備士だった私は鏡面仕上げにして下取りに出したら30万円で買い取らせてと言われ売却。