もくじ
ー 外からみた東京オートサロン2019
ー 東京オートサロン2019の印象は?
ー 印象に残ったクルマは? 新型スープラがダントツ人気
ー 中国の若者 どのようにオートサロンを見る?
ー 日本車の印象、非常に良好 イニシャルDが走り屋文化を育成?
外からみた東京オートサロン2019
今や世界最大級のカスタムカーショーに位置づけられるイベントとして成長した東京オートサロン。2019年の来場者は3日間の合計で33万人超、1日の平均来場者数は東京モーターショー(約7万人)を大きく超えました。
海外からの来場者や報道関係者も急増しており、日本での観光コースにオートサロンを組み入れて来日する外国人の方も少なくないようです。
海外から見た東京オートサロンや日本車の印象はどのようなものでしょうか? 会場で外国人来場者に話を聞いてみました。
東京オートサロン2019の印象は?
初日本、初オートサロンという方がほとんどでしたが、報道関係者の中には10回以上来ているという方もいました。オートサロンの印象を伺ってみました。
「初めて来ました。出展されているクルマがとても幅広く、カスタムのスタイルもレーシーなものから、ゴージャスなものまで色々あって面白かったです。日本のカスタムカー最高!」(タイTVクルー)
「Amazing!!! すべてが面白い。わたしたちの国にはない多様なカスタムカーや自動車パーツがたくさん見られて嬉しい。映画に出てくるようなエキゾチックなクルマがたくさん」(インドネシアTVクルー)
「何回か来ていますが、今年は工事で(?)D1などドリフトのイベントがゼロで残念。プレスデーなのにプレス以外のひとがたくさん来ていて会場が凄く混んでいますね。写真を撮るのも大変」(アメリカ出身SPOT REPORT編集長 Jeffrey B.Johnstonさん)
「マリンスタジアムの同乗試乗会に参加したかったのですが事前予約がないとダメでした。試乗する際の規約も日本語のみで理解できませんでした。日本だけで乗れるクルマに乗ってみたいです」(カナダ出身のフォトジャーナリストAlain Plantaさん)
確かに、軽トラからワンボックス、セダン、ハッチバック、コンパクトカー、大型4×4に至るまで、カスタムカーの車種もスタイルも多様であることがオートサロンの大きな魅力と言えます。具体的にはどんなクルマが印象に残ったのでしょうか?
印象に残ったクルマは? 新型スープラがダントツ人気
次に印象に残ったクルマについて聞いてみました。ダントツ高評価だったのはトヨタのブースに展示されていた2台の新型スープラでした。
「タイでもスーパーGTが開催されているので、『GRスープラ・スーパーGTコンセプト』の世界初公開に立ち会えたことは感動。スープラ以外では、ホンダシビックやスズキスイフトの改造車がカッコよかった」(タイTVクルー)
「日本オリジナルの軽自動車のカスタムはとても興味深かった。新型ジムニーのカスタムカーがたくさん出ていましたが、どれもカッコいい。オカダエンタープライズの黄色いジムニーが良かった。隣の『ボーソーゾク』みたいなクルマも日本的でユニーク!」(フランス自動車メディア編集者)
一方、ドイツから来た超日本車ファンのパスカルさんからは新型スープラについて意外なコメントが…。
「スープラ復活は嬉しいことですが、中身はBMWだからちょっと残念。わたしの周囲のJDMファンはみんな悲しんでいます。オリジナルのスープラはA80系で終わったという認識です」
ちなみにパスカルさんはドイツではS15シルビアに乗っているとのこと。スカイラインや240Zなど、90年代以前の古いクルマが大好きなのだそうです。
また、中国の若者たちからは、少し違った回答を頂きました。日本のカスタムカーブランドにも詳しい彼らにはどんなクルマが印象的だったのでしょうか?
中国の若者 どのようにオートサロンを見る?
アメリカを抜き世界最大の自動車生産国となって10年が経過した中国は多くの若者たちがクルマに対して大きな憧れと興味を持っています。
中国の若者たちには、どんなクルマが印象に残ったのでしょうか? ふたつの若者グループに聞いてみました。
「中国ではあり得ない、すごいカスタムカーばかり。リバティウォーク(LB)のクルマは全部スゴイ。スーパーカーのフェンダーを切るなど高級車を自由にカスタムしているのに驚きました。KUHL JAPANのインパラも美しかった。全部手で彫っているのが凄い。高価な美術品みたい」(広東省から来た若者グループ)
ロケットバニーのデザイナー三浦慶氏の大ファンという若者グループは、憧れの三浦氏と一緒に写真に納まることができて喜び爆発。やはり印象に残ったクルマはロケバニでしょうか?
「ロケットバニーのクルマは全部好き。カッコいい。これぞ日本のカスタムカー! 今回は80年代の古い日本車が4台出ていましたね。他は、ホンダS660など中国にはないクルマをベースにしたカスタムが見られて嬉しかった。小さいクルマなのにインパクト大!」(山東省から来た若者グループ)
中国には日本の軽自動車は販売されていませんから、その珍しさもあるのでしょう。次に「日本車のイメージ」について聞いてみました。
日本車の印象、非常に良好 イニシャルDが走り屋文化を育成?
まずは、日本よりも日本車が多いインドネシアから来たTVクルーの皆さんに聞いてみました。
「インドネシアではたくさん日本車が走っていて老若男女問わず人気があります(2016年販売台数の97%以上が日系メーカー車)品質がいい、そして速いクルマというイメージです」
「7座のトヨタ・キジャン(イノーバ)やアヴァンザなどたくさん乗れるクルマが人気です。現地生産車以外のスポーツカーなどは関税がとても高いので庶民はなかなか手が出せませんが、ディーラーの対応を含め日本車の印象はとても良いです」(インドネシアTVクルー)
次に韓国から来た一般来場者のイさん、彼はなんと愛車(シボレー・スパーク)と共に関釜(下関~釜山)フェリーで日本にやって来たそうです。
「韓国で人気の日本車は中型以上のプレミアムなセダンです。LEXUSは特に人気、というより若者の憧れです。クルマの品質やデザインが良いというだけではなくディーラーでの対応が素晴らしいと評判です」(イさん)
「タイではイニシャルDが大人気なので日本車ファンは大変多いです。GT-R、スープラ、シビック、ハチロク、インプレッサなどですね。おかげでタイにも走り屋文化が育っています」(タイTVクルー)
一方、日本に5年在住のイギリス人プレスの方からはちょっと辛口(?)な意見も。
「カーナビが英語対応していなくて不便です。外国車でも日本仕様だと英語対応していないものが多いです。日本は外国人観光客も多いのに(クルマ以外でも)英語対応が残念。オートサロンの出展物も英語の表示が少なかった」
海外から見た東京オートサロンの魅力は、ズバリ日本独自の多様性でしょうか? 海外で人気の日本車カスタムといえばLBやロケットバニーでおなじみのシャコタン&リベットオーバーフェンダーが定番ですが、軽トラックやワンボックスをカスタムする文化は日本国内専用と言えます。
それゆえ、ショー会場ではとても斬新な印象を受けるようですね。
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