フランスのラグジュアリーブランドDSのコンパクトSUV「DS 3クロスバック」に、特別仕様車「パフォーマンスライン」が登場。ビジュアル面をスポーティに仕立てただけでなく、なんとエンジン性能も強化という。
DSが提案する、新感覚スポーツハッチともいうべき特別仕様車の内容とは?
文:大音安弘、写真:グループPSAジャパン
【画像ギャラリー】エレガント&パワフルな特別仕様車!DS 3クロスバック パフォーマンスライン
高性能な特別仕様車「パフォーマンスライン」登場
グループPSAは、DSオートモビルのコンパクトラグジュアリーSUVであるDS 3クロスバックに、特別仕様車「パフォーマンスライン」を設定した。右ハンドル仕様のみで、価格は436万円となる。
DS 3クロスバック パフォーマンスラインは、DS 3の上級グレード「グランシック」と基本的な装備を共有しながら、内外装のスポーティさを高めるだけでなく、エンジン性能の向上も図っているのが大きな特徴だ。
扱いやすいDS 3クロスバックにスポーツなキャラクターを与えた特別仕様車「パフォーマンスライン」
スポーティ&クールな内外装
フォーミュラEで活躍するレーシングチーム「DS TECHEETAH Formula E」にインスパイアされたという内外装は、DSのラグジュアリーさに、モータースポーツ由来のスポーティさを取り入れた新感覚のもの。
エクステリアでは、フロントグリルをマットブラックとすることで精悍な顔つきとし、さらにオニキスブラックの18インチホイールやブリリアントブラック仕上げのリヤガーニッシュなどの色合いが異なる黒のアクセントを加えることで、よりクールな装いに。また個性的な演出として、左右非対称のエキゾーストエンドも採用したという。
異なる黒のアイテムを取り入れることで、レーシーな雰囲気を演出するエクステリア
よりスポーティさの高まりを感じさせるのが、インテリアだ。ダッシュボードパネルやドアトリムなどに、積極的にアルカンタラを採用。
シートは、アルカンタラ、テップレザー、ファブリックを組み合わせたトリプル仕様のもので、DSらしい質感の高さを守りつつ、スポーツドライブに適したフィット感を高めている。
またステッチには、パフォーマンスラインのイメージカラーであるカルマン(カーマインレッド)とゴールドに統一することで特別感も演出した。
上品なインテリアだが、アルカンタラなど専用仕様とすることでスポーティさを高めている
最大の特徴は専用チューンエンジン
特別仕様車の大きな特徴となるパワートレインには、1.2Lの直列3気筒DOHCターボエンジンを搭載するが、カタログモデルのガソリン車とは大きく仕様が異なる。
コンピューターマッピングの変更に加え、ターボチャージャー、インジェクター、排気バルブ、コネクティングロッドのベアリングなどを専用設計に変更。
これによりカタログ仕様比で、最高出力が+25psとなる155ps、最大トルクが10Nmとなる240Nmまで向上。しかも最高出力と最大トルクの発生回転数は、カタログ仕様と同等となるため、より力強い走りが期待できる。
トランスミッションは、8速ATを組み合わせる
パフォーマンスラインのエンジンは、グループPSAのコンパクトプラットフォームCMPの搭載エンジンで、最もパワフルな仕様という点も見過ごせない。
これまでアバンギャルドなデザインではあるものの、上品さが際立っていたDS 3クロスバックだったが、パフォーマンスラインの登場でスポーティという顔も持つことになる。
価格面でも、DS 3グランシックの10万円高に留められているので、性能と価格のバランスも良い。最新DSモデルとして初のスポーツモデルとなるだけに、従来のDSユーザーやフレンチファンなどからも注目されそうだ。
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