トヨタ・オフローダーの新しい歴史がはじまる!
プラドから"250"シリーズへ
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8月2日、トヨタは、新型「ランドクルーザー"250"シリーズ」を世界初公開した。
これまでランドクルーザーは、フラグシップのステーションワゴン("300"シリーズ)、高い耐久性、走破性が求められるヘビーデューティーモデル("70"シリーズ)、悪路走破性をベースに扱いやすさと快適性を付与し、人々の生活と実用を支えるライトデューティーモデル("プラド")の3シリーズを展開してきた。今回のモデルチェンジでライトデューティーモデルは"プラド"から"250"シリーズに改名された。
プラットフォームは"300"シリーズと同じGA-Fを採用し、悪路走破性を大幅に高めた。従来型と比べ、フレーム剛性はプラス50%、車両全体の剛性としてはプラス30%向上した。
ボディサイズ全長4925mm、全幅1980m、全高1870mm、ホイールベース 2850mm。ミラー全幅は従来型以下とし、取りまわし性を確保した。
インテリアでは安全なオフ/オンロード走行に貢献するため、低く設計されたカウルとインストルメントパネル上面によって、見通しのいい前方視界を実現。さまざまな環境で運転する時でも迷わず操作がしやすいスイッチ形状を採用した。
操舵系では、電動パワーステアリング(EPS)を新採用。悪路走行時のハンドル取られを低減し、すっきりとしたステアリングフィール、低速時の取りまわし性向上などに貢献する。さらにレーントレーシングアシストも搭載可能となった。
さらにトヨタブランド初採用の「SDM(Stabilizer with Disconnection Mechanism)」は、スイッチ操作によって、フロントスタビライザーの状態を切り替えられるという。
マルチテレインモニターおよび走行モードシステム「マルチテレインセレクト機能」の拡充によってオフロード走行をさらに支援する。
パワートレインはガソリン2.4Lターボ+モーターのハイブリッドや48Vのマイルドハイブリッドシステムを組み合わせたディーゼル2.8Lターボなどを用意するものの、日本へはディーゼル2.8Lターボ+Direct Shift-8ATと2.7Lガソリン+6 Super-ECTの2種類が導入される予定だ。
新型ランドクルーザー"250"シリーズの日本発売時期は、特別仕様車First Editionを含めて2024年前半を予定する。
文と編集・稲垣邦康(GQ)
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みんなのコメント
ランクル100より長さも幅も一回りでかい。目の前で見たら迫力はあるやろうけど…。