2025年1月10日から開催された「東京オートサロン2025」(千葉県・幕張メッセ)に、三菱自動車が展示した「アウトランダー PHEV NIGHT SEEKER」は、人気ビデオゲームとのコラボレーションモデルだ!
ミッション遂行のために開発
トヨタ アルファード&ヴェルファイアでは得られない機動性──ダイハツ アトレー ワイルドレンジャー2がイイ!
クルマで走るのが現実世界だけではない……という昨今の消費者の嗜好を採り入れて三菱自動車が披露したのはアウトランダーPHEV NIGHT SEEKERだ。
ホイールキャップにいたるまでマットブラックに塗られた車体が、会場で強い存在感を醸し出していた。隣には岩場を登って別の世界にまで突き進んでいくような、ピックアップトラック「トライトン」のディスプレイがあって、展示の対照性がおもしろかった。
実は、トライトンとアウトランダーPHEV NIGHT SEEKER、未知の世界で冒険をしたいという思いを叶える……という点においては、共通するものを感じさせた。
アウトランダーPHEV NIGHT SEEKERは、2023年11月にマイナーチェンジを受けたばかりのプラグイン・ハイブリッドSUV、アウトランダーPHEVをベースに、ビデオゲーム「メタルギアソリッド」とのコラボレーションで仕立てられた仕様だ。
ゲーマーにはわざわざ説明の必要はないけれど、メタルギアソリッドとはコナミデジタルエンタテインメントが販売する戦術諜報アクションゲーム。
極寒のアラスカを舞台に、核兵器をめぐってテロリストと戦うのが粗筋。テロリストの施設内に潜入したうえで、さまざまなキャラクターと対峙し、最終的には人質の救出と、テロリストの無力化をめざす。
「“ステルスアクションゲーム”とも呼ばれる本作品内で走る……という想定でコンセプトメーキングしたモデルで、そのステルス性と、実車の静粛性に響きあうものがあるのでは? という提案でもあります」
三菱自動車のデザイン本部に籍を置き、今回のアウトランダー PHEV NIGHT SEEKER」をまとめたエクステクリアデザイナーが説明してくれた。
実車は、かなり凝ったディテール満載だ。フロントには、透明なポリカーボネート製シールド。その下には鉄板むきだしのスキッドプレート。フロントのイメージはマッシブだ。
ウインドシールド保護のためブッシュワイヤがボンネットからルーフにかけて渡されているのは、オフロード車づくりで培った知見の賜物といえる。
フェンダーには、破損してもすぐに交換可能なクリップオンタイプのホイールガードが装着され、オフロードで石を巻き込んでブレーキを破損させないようにとホイールはカバーで覆われる。
「これを“ミッションパック”と、呼んでいます」と担当デザイナー。「クルマで出かけることをミッション(任務)ととらえ、それを遂行できるための装備です」
そういえば、車両のリヤクオーターパネルには「フォックスダイ」(ウイルス兵器)のデカールも。ゲームのファンなら欲しくなる1台である。販売予定はなさそうだけれど。確実に市場がありそうだ。
文・小川フミオ 写真・安井宏充(Weekend.) 編集・稲垣邦康(GQ)
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
なぜ冬はガソリンの減りが早い? 押すだけで燃費が良くなるスイッチがあった!? ガソリン高騰の今、燃費悪化を防ぐために「今すぐできること」とは?
【海外】1リッターで「約50km」走れる! トヨタの「超・低燃費」コンセプトカー「FT-Bh」に反響あり! 全長4mで「4人乗れる」実用性も備えた“斬新モデル”とは!
ホンダが人事戦略を発表! 定年廃止や人材投資5年150億円を明らかに! 部長職は200-300万円の年収引き上げも!? ホンダの「人間尊重」とは
「日本一デカい交差点」2月ついに立体交差化! さらに巨大な「計16車線」一体どーなる?
【510万円!】 トヨタ最安「8人乗りアルファード」発売! 120万円も安い「シンプル内装」仕様に反響多数! 最廉価「Xグレード」に寄せられる声とは
「彼氏の車がセダンでした」は恥ずかしい? なんと若い独身女性「3割以上」が肯定的! 意外? モテるぜ! SUVに押されても根強い人気のワケ
なぜ冬はガソリンの減りが早い? 押すだけで燃費が良くなるスイッチがあった!? ガソリン高騰の今、燃費悪化を防ぐために「今すぐできること」とは?
トヨタ「ハリアー」とレクサス「NX」を徹底比較! 似て異なる“性格”を持った「ミドルSUV」! 装備や“走行性能”の違いとは
2ヵ月間で「ガソリン“10円”値上げ」に大激怒! 消えた「ガソリン補助金」と期待高まる「ガソリン減税」 改定前に駆け込む人も…ガソリンスタンドへの影響とは?
2024年の新車販売台数で登録車はトヨタが圧倒! 軽は年度末までのホンダとダイハツの2位争いが注目
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?