先ごろフルモデルチェンジしたホンダ N-BOX。そのスロープ車に触れることができたので報告したい。
N-BOXは、軽四輪車新車販売台数で8年連続(2015年~2022年度)で第一位を獲得するなど、その優れた資質で多くのユーザーに支持されてきた。
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3代目となる新型は、これまで評価されてきた内容をさらにブラッシュアップ。エクステリアはより上品なたたずまいとなるように手が加えられ、テールゲートハンドルを70mm(スロープ仕様車は25mm)低くして開閉時にユーザー自身に当たりにくくする工夫が凝らされている。インテリアでは、運転席肩まわりのスペースを+5mm、後席肩まわりのスペースを+55mm、室内有効居住長を+10mmとするなどゆとりをアップさせながら、運転席まわりのデザインも一新。各種小物入れの配置やスペースも見直された。また、標準装備となるHonda SENSINGの進化も見逃せない。
これらに加え「スロープ仕様車」も独自の進化を遂げている。まずは、「4人乗車モード」から「車いす乗車モード」の切り替えが、従来の5アクションから3アクションへ短縮。また、これは以前から装備されていたが、あたらめて便利だと思ったのが「進路補正機能付き電動ウインチ」。これはベルトで車いすを引き上げる際に、斜めから進入しても左右のベルト巻き取り速度が自動で調整され、車いすをまっすぐにスロープに入れることができるもの。スロープ上で車いすを微調整する必要がなく、介助者の負担を軽減してくれる。
スロープや車いす用の専用モーター(2個)を積んだりと、スロープ仕様車は標準車より重くなるが、車いすが跳ねたり沈み込んだりしないように、全体を見てしっかり作り込まれているという。次回試乗するチャンスを見つけ、これらもしっかりご報告したい。
電動ウインチのモーター大きいので、車いすを強固に固定することができる。荷室をより広く使うために、リヤシートも標準車に比べて少しコンパクトに。しかし、座り心地はほとんど変わらないように専用のウレタンが使われている。車いすが固定されたときの傾斜角もしっかり計算されている。スロープは収納可能なため、使用しないときは通常のラゲッジスペースとして活用することができる。福祉車両ではあるが、ときにはキャンプ道具などを積んで出かけるなど、ユニーバーサルな使い方もできる。■価格(消費税非課税)
・N-BOX スロープ 184万4000円~196万5000円
・N-BOX CUSTOM スロープ 206万7000円~218万8000円
ホンダ N-BOXの新型は、スロープ仕様車も大きく進化!はBelieve - ビリーヴ ジャパンで公開された投稿です。
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