■ヤマハ・ファクトリー・レーシング、テストで早くも6秒台に突入
ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームの中須賀克行選手は、鈴鹿8時間耐久レース公式合同テスト2日目に2分06秒273を記録し、総合トップで公式テスト2日目を終えました。
ヤマハ「YZF-R1」 ナンバー1の使命を背負い開発はスタートした
公式合同テスト2日目の結果、昨年の鈴鹿8時間耐久でアレックス・ローズ選手が記録したレースラップ記録(2分06秒932)を上回り、さらに、2015年鈴鹿8時間予選でポル・エスパルガロ選手が記録した予選タイム2分06秒に中須賀選手は近づきました。
また、昨年レースラップを記録したアレックス・ローズ選手も中須賀選手に肉薄する全体2位のタイム2分06秒464(0秒191差)を記録し2日目の公式合同テストを終えています。
全体3番手(0秒565差)4番手(1秒031差)には、カワサキ・チーム・グリーン勢が続き、5番手にRed Bull Honda with 日本郵便が2分07秒500(1秒227差)を記録しています。
ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームは4年連覇を狙う2018鈴鹿8時間耐久レースで、カワサキ・チーム・グリーンとHonda HRCに公式テストながらプレッシャーを与える結果となっています。
ヤマハ・ファクトリー・レーシング・チーム中須賀克行選手は、「今日は、3人の意見を融合した車体周りをテストしました。僕が乗りやすくても、アレックスとマイケルが難しければ修正する必要がありますが、だからといってYZF-R1の乗り味まで変えたくはありません。3人のライダーがどこまで歩み寄れるかという部分もあるけれど、昨年も同じライダーで戦っているので落としどころは分かっていて、さらに良くするためのものです。やるべきことをしっかりとこなし、欲をかかずにいきたい。もちろんここまでテストは順調です」とコメントしています。
最終公式合同テスト2日目を終え2015年以来鈴鹿8時間耐久を制覇し続けているヤマハ・ファクトリー・レーシング・チームはすでに勝利へのカウントダウンを刻み始めています。
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