生活感を感じさせないスタイリッシュなデザインで3代にわたって高い人気を誇ったトヨタのミドルサイズミニバン「エスティマ」。最後の3代目が販売終了となってから早くも2年以上が経つが、未来的なルックスと、たっぷりとした室内スペースは今も根強い人気を誇っており、4代目の登場を待ち望む声も大きい。そこで今回は、エスティマの歩みを振り返りつつ、次期型の大胆予想をしてみたい。
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礎を築いた初代は1990年に登場
まず、何と言っても1990年に登場した初代エスティマのインパクトに触れなくてはならないだろう。ミニバンといえば商用車をベースにしたキャブオーバースタイルが主流だった当時、トヨタのエンジニアは2.4L 直4ガソリンエンジンを寝かせて床下にミッドシップ配置するレイアウトを発明。これにより、ボディサイズに比して広々とした室内空間とともに、高い運動性能も手に入れた。
そのスタイリングはグラスエリアを広く採ったルーミーなもので、いかにもスペース効率の高そうなルックスは、今見ても未来から来たクルマを想起させる。キャッチコピーに採用された「トヨタの天才タマゴ」というワードとともに、現在まで続くエスティマの名声を築いた偉大な先祖と言っていい。ただし、ボディサイズが当時の主流よりやや大きかったことも事実で、後年には5ナンバーサイズに車体を縮小した「エスティマ・エミーナ/ルシーダ」も追加された。
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2世代目にはハイブリッドも設定
続く2代目は2000年に登場。パッケージングが革新的過ぎて生産効率が良くなかった初代の反省から、パワートレーンのレイアウトはオーソドックスなエンジン横置きFFに一新。ただし、スタイリングは引き続き卵形のワンモーションフォルムとし、初代との継続性を持たせることで誰が見てもエスティマとわかるアイデンティティはしっかりと残した。エンジンには直4に加えてV6も設定され、モアパワーを求める声に応えたのもポイント。さらに、デビュー翌年の2001年には待望のハイブリッドも追加し、先進のパワートレーンを手に入れたこともあり、新車販売台数の上位に顔を出すなど、トヨタミニバンの代表車種として君臨することとなった。
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14年間も生産され続けた3代目
そして、現在までのところ最後のエスティマとなる3代目は2006年に登場。エクステリアは卵形のフォルムをキャリーオーバーしながら、アルファード等とプラットフォームを共通化しさらにコスト競争力を高めた。また、上位グレードが搭載する3.5L V6は280psの出力を達成し、余裕ある走りを獲得。ハイブリッドパワートレーンもパワーが強化され、全体として「走れるミニバン」というイメージが強化された。この3代目は何度かのマイナーチェンジを経て2020年まで販売され、約14年という日本車としては異例のロングライフを刻みつつ、販売面でもまずまずの好成績を残している。
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2025年以降にEV化され復活される可能性も
ここまでの歩みを振り返ってみると、確立されたブランドイメージを打ち立てたエスティマの次期型が、いつ登場してもおかしくない。そこで、大胆予想としては「先進」というエスティマのイメージを最大限活用したEVモデルとしての再起動が可能性大と見たい。
ただ、昨年12月に発表されたトヨタの電動化戦略によれば、直近デビュー予定のEV「bZシリーズ」にはミニバンはなく、将来登場するモデルの一つとして紹介されているに留まる。ゆえに、2025年以降2030年までのいずれかの時点で、EV版エスティマが復活する可能性は十分にあるだろう。もちろん、それまでに内燃機関バージョンが登場する可能性もゼロではないが、ラインアップを絞っている最近の状況を見るとEV化の波がミニバンに波及してから登場する可能性の方が高そうだ。というわけで引き続き、今後の動向をチェックしていきたい。
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※写真
エスティマハイブリッド(最終型・販売終了)
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EVは買わんけどな。