メルセデスのF1チームは、高速コーナーでも低速コーナーでもマシンのバランスが向上するよう、次期アップデートパッケージの開発を進めており、そのアプローチにポジティブな変化があったようだ。
メルセデスは6月のカナダGPに向けて新コンポーネントの準備に取り掛かっているが、早期に準備が整えばモナコGPに投入が前倒しされる可能性もある。
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ルイス・ハミルトンは最近、メルセデスのシミュレータでこの変更を試し、その進歩に楽観的な見方を示した。
過去2年半の間、メルセデスはアップデートに大きな期待を寄せたものの、結局は長期的なパフォーマンス向上にはつながらなかったという”偽りの夜明け”を何度も経験してきた。
チーム代表であるトト・ウルフは、ペースをワンステップで解決するような策はなく、一貫した進歩が重要だということを受け入れた結果、今回のアップデートはこれまでとは違うと純粋に感じているようだ。
「奇跡的なアップデートというよりは、マシンをより良いバランスに整え、より高いパフォーマンスを発揮できるようにするための漸進的な改善だと思う」
ウルフ代表は次期アップデートについてそう語った。
「コンマ1秒、あるいはコンマ1.5秒の進歩になるだろう。同時に、他のチームも前進している」
「我々はクルマをより良くしていく軌道に乗っている。それが分かるんだ。 株価のように(一直線に)上がることはなく、このように(山と谷を繰り返しながら)上がっていく。方向性が正しいと、今はより自信がある」
過去に魔法のような解決策があると考えたのは間違いだったかと問われ、ウルフ代表は「そうだね」と答えた。
「ここ数戦のように、クルマが高速域で速いのか、低速で速いのかのどちらなのか、はっきり分かるような明確な兆候はなかったと思う。それが今、ゆっくりと分かってきたんだ」
ウルフ代表は、メルセデスのアプローチで特に異なっているのは、最終的に向かうべき方向性が確定したことだと説明した。
「ここ数年は”ジグザグ”していたし、夜明けだと誤解していたことは確かだ」
「根本的に、我々は見つけるべきものを見つけられていないのだと思う」
「今はもっと自信を感じている。とは言え、このスポーツでは当たり前のことなど何もない。我々のいる位置は十分ではないし、私の声を聞けば分かるように、私は怒っているんだ。もっと良い仕事をしなければならないんだ」
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