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個性的デザインで魅せる、レトロな"渋カワ”中古車5選

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個性的デザインで魅せる、レトロな"渋カワ”中古車5選

中古車購入 [2024.05.31 UP]


個性的デザインで魅せる、レトロな"渋カワ”中古車5選
クルマの購入動機において性能や機能はもちろん大切だが、デザインに一目惚れというケースも多い。性能は二の次、ルックス重視の面食いチョイスもあながち間違ったクルマ選びではないのだ。そこで今回は、ちょっと個性的で可愛い「渋カワ」のクルマを5モデルピックアップ。現在の中古車動向とともに紹介したい。

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元祖・渋カワといえば「クラシック ミニ
イギリス製のコンパクトな大衆車として1959年に誕生したミニ。当初はブリティッシュ・モーター・コーポレーション(BMC)から、オースチン セブンとモーリス・ミニ・マイナーとして発売。その後、ブランドを保有している会社が変わっていき、後にローバーが親会社となった。90年代に入っても生産が続けられ、日本でも数多くのミニが輸入された。ボディサイズはおよそ全3.1m、全幅1.4m、全高1.3mと非常にコンパクトで、全長は軽自動車よりも短い。愛嬌のある丸型ヘッドライト、デビュー当時からほとんど変わっていないボディラインなど、だれしも一度は運転したくなるデザインが特徴だ。

気になる中古車相場だが、中古車物件はまだ豊富に流通している。中古車価格帯は80万円~600万円と、まさに価格はピンキリ。基本的に低走行の個体が高価格にあるが、走行距離不明なども目立ちクルマ選びの難易度は高め。とはいえ、いま流通している中古車のほとんどが90年代以降に生産されたローバー製のもので、比較的状態がよいものが中心。購入の際は、ミニ専門店に問い合わせることをおすすめする。


クラシックな見た目が可愛い「日産 パオ
1980年代後半、日産はレトロ調デザインを採用した、いわゆるパイクカーと呼ばれる一連のクルマを発売していた。そのなかでも特に渋カワなのが、1989年に発売された日産 パオ。ベースとなるのは初代マーチで、全長3740mm、全幅1570mm、全高1475mmのコンパクトなボディが特徴。丸型ヘッドランプや 上下開きのバックドア、ルノー4(キャトル)を思わせる腰高なシルエットなど、現在の視点で眺めても思わず欲しくなるデザインである。パワートレインは1.0L 直4SOHCが搭載され、5速MTまたは3速ATを組み合わせる。屋根が開くキャンバストップ仕様も発売された。

わずか3ヶ月のみの限定販売だったにも関わらず3万台以上が生産され、現在でも中古車として入手可能。中古車価格帯は80万円~250万円となっており、コンディションのよい個体は新車時価格(約130万円)を大きく超える200万円以上で取引されている。ただし多くの物件は走行距離10万kmを超えており、状態のよさにこだわると探しにくい。


コンパクトなオープンカーの「日産 フィガロ
パオと同じくパイクカーに分類されるのが、1991年に発売された日産 フィガロ。こちらも初代マーチがベースだが、美しい2ドアクーペボディが目を惹く。トップは手動で開閉することができるオープンカーとなっており、遊び心にあふれたコンセプトなのが特徴。こちらも日産パイクカーに共通の丸型ヘッドライトが採用され、白の本革内装や専用デザインのメーターなど、意外にもかなり作り込まれたモデルとなっている。ボディサイズは全長3740mm、全幅1630mm、全高1365mmとコンパクトで、1.0L 直4SOHCターボを搭載。これに3速ATのみが組み合わされている。

2万台限定の発売ゆえ中古車物件はそれなりに多く、現在でも十分入手可能。中古車価格帯は80万円~550万円となっており、特に走行距離6000km台の低走行極上車では500万円以上のプレミア価格が付いている。日産パイクカーのなかでも特に値が付いている傾向があり、予算は最低でも200万円は用意しておきたい。


レトロ風デザインが渋カワな「ダイハツ ミラジーノ
ダイハツ ミラをベースに、レトロ風のデザインを与えたのがミラジーノ。1999年に初代が登場したが、今回紹介するのは2004年に発売された2代目。MINIのような丸目ヘッドライト、テールライトや、丸みを増したボディラインなど、モダンかつ可愛いデザインが大きな特徴となる。パワートレインは3気筒の自然吸気モデルのみで、4速ATを組み合わせる。ただし駆動方式はFFと4WDを設定。パワフルではないが、街中をスイスイ駆け回るのにぴったりのクルマだ。

中古車価格帯は20万円~100万円、中古車平均価格は55万円と、非常に安くなっている。物件数も非常に多く、探しやすいことも特徴だ。ただし販売が終了してから15年が経過していることもあり、走行距離が伸びたものが多い。走行距離5万km以上が8割以上を占めているので、状態がよいものをねらって選びたいところ。


渋カワなのに本格派オフローダー「トヨタ FJクルーザー
2010年12月に発売された本格オフローダーのトヨタ FJクルーザーは、キュートなデザインが特徴のオフロードモデル。北米では2006年に発売されたが、日本市場からのラブコールに応える形で日本発売が実現した。ボディ両サイドには大開口の観音開き式ドアを採用し、丸型ヘッドランプ、ホワイトでペイントされたルーフなど、それまでのSUVとは明らかに異なる斬新なデザインが見どころ。それでいながら、任意に切り替え可能なパートタイム4WDやリアデフロック、アクティブトラクションコントロールなど、本格的なオフロード機構を備えている。

中古車物件は多く、今でも探しやすい。しかし中古車平均価格は190万円~520万円、中古車平均価格は310万円と、高値安定が続いている。デビュー当時の新車価格帯が314万円~332万円ということを考慮すれば、プレミア価格になっている。10万km以上の多走行車でも200万円オーバーのものが大半で、やや手が出しにくいのが難点。


自分好みの渋カワモデルを探そう
今回ピックアップした4モデルは、渋カワモデルのほんの一例。国産車に絞って探してもよいが、輸入車まで選択肢を広げるならさらに多くの渋カワモデルが見つかるはず。デザインで選べばクルマがもっと好きになれる。グーネットを駆使して、自分好みの1台を掘り当てよう。

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みんなのコメント

3件
  • kaz********
    衝動買いは?だけどミラジーノはこの前のモデルも好き。
  • しみずけいいち
    FJは似たようなの出るからそっち買った方がいいね
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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