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SEAL(シール)「ありかも、BYD」の第三弾はDセグメントBEV

掲載 更新 28
SEAL(シール)「ありかも、BYD」の第三弾はDセグメントBEV

BYDは、日本で乗用車ビジネスを始めるにあたり、ATTO3、ドルフィン、シールという3モデルのラインナップを揃えた。ブランドのイメージリーダーの役割も担うことになるこのシールの仕上がりを確認する。

美しいプロポーションを持つDセグメント2300
BYDは、2023年1月から第1弾のATTO3を発売開始、その後、ドルフィンを加え、24年5月までの累計販売台数は2300台を超えている。販売ネットワークも順調に増え、2025年末までに全国100店舗までの拡大を計画している。

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そんなBYDは、ドルフィンに続く、オーシャンシリーズのシールを導入した。そのデザインコンセプトは、海洋生物の持つ神秘的な美しさや機能性をモチーフにしているという。

ディメンジョンは、日本の道路環境に適した全長4800mm、全幅1875mm、全高1460mmで日本の輸入車市場で一番ボリュームの多いDセグメントに投入されている。激戦区で戦うこともあり、エクステリアもフロントエンドは、オーシャンエックスフェイスと呼ぶ抑揚を効かせた滑らかな面が採用され、特徴的な4本の幾何学模様のLEDポジショニングランプによってひと目でシールだとわかるようになっている。

セダンでありながら、全体のフォルムはクーペのような美しいプロポーションとなっているのもアルファロメオやアウディといった欧州ブランドでデザイン実績を積んできたウォルフガング・エッガーと彼の率いるデザインチームの意図したところなのだろう。

このシールは、ブランドのイメージリーダーという役割も担っているため、デザインばかりでなく640km(AWDは575km)の航続距離や82.56kWhという駆動用電池容量といった高スペックを誇り、幼児置き去り検知システム/ペダル踏み間違い時加速抑制装置/自動緊急ブレーキ/フロントクロストラフィックアラートといった日本で必要な高い安全性能が確保されるのも特筆点だ。

内部で熱暴走が起こりにくいリン酸鉄のバッテリーを採用
シールが採用するのはリン酸鉄リチウムイオンバッテリーで、従来のパック状のセルから薄い板状(ブレード)にし、限られたスペースにも効率良く搭載することができる。また三元系リチウムイオンバッテリーに比べ、エネルギー密度や航続距離など不利だとされる部分にも実用面で十分な性能を提供できるようになったようだ。さらにバッテリー内部での熱暴走が起こりにくいというメリットやバッテリーをボディ構造の一部として組み入れたCTBテクノロジーにより安心感もとても強い。

走行フィールは、満足できる仕上がりだった。静粛性は室内でのささやく程度で会話が弾むほどとても高く、乗り心地も快適だ。ボディ剛性の高さやよく動く足まわりが感じられ、荒れた路面であっても乗員に嫌な衝撃を伝えてくることはない。また高品質なインテリアやパノラミックガラスサンルーフなど多くの装備類を標準化しているところも魅力的である。

BYD シール 4WD 主要諸元
●全長×全幅×全高:4800×1875×1460mm
●ホイールベース:2920mm
●車両重量:2210kg
●モーター:交流同期電動機
●フロントモーター最高出力:160kW(217ps)
●フロントモーター最大トルク:310Nm
●リアモーター最高出力:230kW(312ps)
●リアモーター最大トルク:360Nm
●バッテリー総電力量:82.56kWh
●WLTCモード航続距離:575km
●駆動方式:4WD
●タイヤサイズ:235/45R19
●車両価格(税込):605万円

[ アルバム : BYD シール はオリジナルサイトでご覧ください ]

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