過酷な路面状況に適応
text:Jack Warrick(ジャック・ウォリック)
【画像】ベンツのオフロードワゴン【標準のCクラスやGLCと写真で比較】 全98枚
translator:Takuya Hayashi(林 汰久也)
メルセデス・ベンツCクラスに、オフロード走行を想定した4輪駆動の「オールテレイン」モデルが追加された。
Cクラス・エステート・オールテレインは、車高を40mm上げ、ホイールを大型化し、全輪駆動システム「4マチック」を搭載している。メルセデス・ベンツにとっては、2017年にEクラスに導入されて以来のオールテレインモデルとなる。
メルセデス・ベンツによると、マルチリンク・サスペンションに、パッシブ・ダンピング・システムが組み合わされたことで、劣悪な路面状況に適したクルマになったという。
4気筒のガソリンとディーゼルのパワートレインには、燃費を高めるマイルド・ハイブリッドが採用された。性能は標準のCクラス・エステート(ステーションワゴン)と同様のものになると思われるが、正確な数値はまだ公表されていない。
タフなオールテレイン専用デザイン
また、「オフロード」と「オフロード+」という2つの走行モードが追加されている。オフロードモードは、砂や土、砂利などの地形に対応したもので、オフロード+では、下り坂での速度制御システムと連動し、より険しい路面を安全に走行することができる。
ホイールは17インチと19インチを用意。LEDライトが標準装備されているほか、オフロードライトを追加することで、遠くの障害物を広く照らし出すことができる。
エクステリアでは、クローム・ラジエーターグリル、専用バンパー、アンダーガードをフロントとリアに装備するなど、ラフな環境での使用を想定した仕様となっている。さらにデザイン面では、クロームのトリムを追加している。
インテリアでは、標準で「アバンギャルド」仕様が採用されており、ブラウンとブラックのカラースキームが用意されている。また、10.25インチと12.3インチのデジタル・インフォテインメント・ディスプレイが装備され、傾斜角度やステアリング角度などオフロード特有の情報のほか、座標、コンパスなどを表示することができる。
Cクラス・エステート・オールテレインの価格は、標準的なCクラス・エステートより若干高くつくと予想される。広報担当者によると、英国では発売されないとのこと。日本導入については未確認。
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みんなのコメント
そもそもステーションワゴン化出来るほど
高剛性ボディのセダンが無いんだよな。
車検で手を抜く企業だから
小さくて設計古いのモデル末期のCTで
それっぽいの出したりして🤣