MotoGP第5戦フランスGPのスプリントレースで、ドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤはレース序盤にリタイア。その原因を現在調査中だと語った。
バニャイヤは予選で2番グリッドを獲得していたものの、スタートでマシンをウイリーさせてしまい出遅れ、1周目で14番手までポジションを下げた。
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さらにバニャイヤは3周目のターン7で大きくコースオフをしてしまい、ついに最後尾に転落。そして、その後バニャイヤはピットに戻ってリタイアという結果に終わった。
今回、フランスGPでバニャイヤは予選でクラッシュしたことで、スペアマシンを使用していた。そのスペアでスプリントレースに挑んだわけだが、スペアにもトラブルが発生してしまったことで、チームは決勝レースに向けて夜通しで原因の特定作業を進めることになると見られている。
バニャイヤによると、まだ問題の原因は把握できていないということだが、スプリントレースでは危険を感じたことでリタイアを選ばざるを得なかったという。
「サイティングラップが始まってすぐに、妙な感じがしたんだ。それでウォームアップラップの段階ですでに変な形でコーナーをワイドに進んでしまっていた」
「それで(レースが)始まると、バイクがものすごくウイリーしてしまった。それからはもうほぼほぼ何もかもがとても厳しい状況だった。ターン7をワイドに進む前に、ターン6で既にフロントから転びそうだったし、何かが間違っていた」
「思っていたように機能していないと感じていて、何かが起こっていた」
「明日に向けて僕たちは全てを解決しようとしている。でも今朝のクラッシュから、バイクを変える必要があったんだ。そのため、また適応が必要だったのかもしれない」
「ただ僕のチームは既に全てをチェックしている。こういったときに理解を進めるのは簡単じゃないけど、チームは優秀だから、解決していけるだろう」
「リタイアしたのは、何かが変で……危険だったからだ」
「僕だってリタイアをわざわざ望んでいるわけじゃない。明日に向けて何か新しい情報を得るためにも続行するのが良いのはわかるけど、やめておいたほうが賢明だった」
なおバニャイヤはこれで第4戦スペインGPから、2戦連続でスプリントレースをノーポイントで終えた。チャンピオンシップ争いではホルヘ・マルティン(プラマック)にリードを28ポイントまで拡大されている状況にある。
バニャイヤは、今回予選でクラッシュしてしまったことが、問題の遠因になったと語り、3連覇に向けては一貫性を高める必要があると認めた。
「一貫性を見つけてこないといけないのは事実だ。ただこの2戦では、土曜日に連続で不運に見舞われてしまった」
「朝の失敗が原因になったのも運がなかった。あのクラッシュがなければ、僕は同じバイクで走れていたし、何も問題はなかっただろう」
「スプリントでこういった事態になるとは、思ってもいなかったんだ」
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みんなのコメント
バスティが予選終わりに スローダウンしていたが、その直前に次々とクラッシュしていたのは OILお漏らしでもしていたのではないか、怪しい
確かにペコのダメージの方が 消火器を使い酷かったが、マルティンはサテライトなのに 問題なく良い走りをした、ワークスにしてはだらしない 結果だ