現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 突如出たホットハッチ?? なYRVって何モノ!? 1世代で終ったけどダイハツ復活ならスポーツ全フリでどうよ

ここから本文です

突如出たホットハッチ?? なYRVって何モノ!? 1世代で終ったけどダイハツ復活ならスポーツ全フリでどうよ

掲載 27
突如出たホットハッチ?? なYRVって何モノ!? 1世代で終ったけどダイハツ復活ならスポーツ全フリでどうよ

 今後軽自動車に注力するというダイハツ。でも思い返せばコンパーノやパイザーなど個性派の登録車を多数リリースしていたのも事実。とくにYRVという突如として生まれたモデルはダイハツらしさ満点だったのだ。ってことは今後復活するなら、こんなスポーツモデル全フリブランドとして勝負するのはいかが!?

文:小鮒康一/写真:ベストカーWeb編集部

突如出たホットハッチ?? なYRVって何モノ!? 1世代で終ったけどダイハツ復活ならスポーツ全フリでどうよ

■パイザーもいたな!! ダイハツって登録車も個性満点だった

このパイザーもかなり売れた!! そうダイハツって登録車も得意だったんです

 ダイハツといえば軽自動車のイメージが強いが、軽自動車からステップアップするユーザーのためにコンパクトカーにも力を入れていた。

 そんなダイハツが1998年にリリースしたYRVは、当時の同社のコンパクトカーであったストーリアをベースにセミトールワゴンのボディを与えたもので、スペースユーティリティを売りとしたコンパクトワゴンとなっていた。

[articlelink]

■トールワゴンなのにクラス最強エンジンをシレっとラインナップ

今あればスイフトスポーツのガチライバルだったかも!?

 そんなYRVはベースとなったストーリアと同じく、直列3気筒の1Lエンジンと直列4気筒の1.3Lエンジンを設定し、エントリーモデルはギリギリ100万円を切る99.9万円となっていた。

 ただ実用一辺倒のストーリアとは異なり、遊び心もプラスしたハイトワゴンということもあり、「ダブルウェッジスタイル」と呼ばれた独特なサイドウインドウ形状やパノラマガラスルーフ装着車を設定するなど差別化が図られていた。

 そしてトップグレードにはストーリアには搭載されなかった1.3Lターボエンジンが搭載されており、その最高出力は当時の1.3Lクラス最強となる140PSを発生!!

1トンを切る軽量ボディも相まって、パワーウェイトレシオは現行型のスイフトスポーツをも上まるものとなっていたのである。

 ちなみにこのエンジンは後にモータースポーツベース車として936ccながら133PSを叩き出すブーンX4に搭載されたKJ-VET型エンジンのベースにもなっており、そのポテンシャルはお墨付きとなっている。

 また当初から欧州での販売を予定していたこともあり、開発段階で欧州の道を走り込んでサスペンションを煮詰めていたため、走りのよさもウリのひとつとなっていた。

 しかし、そもそも全高の高いトールワゴンスタイルであったことや、自慢のターボモデルにMT仕様が存在しなかったこともあってスポーツ派のユーザーからは支持を集めることができず、2005年夏には終売となり1世代限りのモデルとなってしまった。

[articlelink]

■ダイハツ復活ならスイスポ風のホットハッチでどうよ

 ダイハツは今後軽自動車に注力していくことをアナウンスしている。

 だが、もし現代にYRVのようなモデルが復活するのであれば、使い勝手の良さを考慮したトールワゴンや人気に乗じたクロスオーバーSUVなどにはせず、現代においては非常に希少な存在となった手ごろな価格で狙うことができる純然たるホットハッチとして登場すれば、スイフトスポーツのガチンコライバルとしてコアな人気を獲得できるかもしれない。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

日産校が「現代の“ケンメリ”」カスタムカー発表! 美麗「丸テール」の“旧車デザイン”がよみがえった! 斬新「トモアキブルー」が映える動画も公開! 「NEO SKYLINE」東京オートサロン2025でお披露目へ
日産校が「現代の“ケンメリ”」カスタムカー発表! 美麗「丸テール」の“旧車デザイン”がよみがえった! 斬新「トモアキブルー」が映える動画も公開! 「NEO SKYLINE」東京オートサロン2025でお披露目へ
くるまのニュース
いつ右折したらいいかわからんぞ! 苦手な人の多い「時差式信号」の行っていいタイミングはどう判断するのが正解?
いつ右折したらいいかわからんぞ! 苦手な人の多い「時差式信号」の行っていいタイミングはどう判断するのが正解?
WEB CARTOP
中山雄一、10シーズン参戦したスーパーGTは“一旦お休み”。今後はTGRから新しい舞台に挑戦?
中山雄一、10シーズン参戦したスーパーGTは“一旦お休み”。今後はTGRから新しい舞台に挑戦?
motorsport.com 日本版
「ターボ」採用スクーターの新型登場!スーパースポーツDNA受け継いだ、ヤマハ『AEROX ALPHA』
「ターボ」採用スクーターの新型登場!スーパースポーツDNA受け継いだ、ヤマハ『AEROX ALPHA』
レスポンス
元ボスのフランツ・トストがローソンにアドバイス「絶対にフェルスタッペンに挑戦しようとしてはならない」
元ボスのフランツ・トストがローソンにアドバイス「絶対にフェルスタッペンに挑戦しようとしてはならない」
AUTOSPORT web
フェルスタッペンがもしル・マンに参戦したら……? 耐久王クリステンセンは才能を確信「間違いなく速く安定感があるはず」
フェルスタッペンがもしル・マンに参戦したら……? 耐久王クリステンセンは才能を確信「間違いなく速く安定感があるはず」
motorsport.com 日本版
左は空いてるのに…高速でずっと右車線キープの「謎ドライバー」実は“違反”? 追い越し車線「居座り」にはどんな罰則がある?
左は空いてるのに…高速でずっと右車線キープの「謎ドライバー」実は“違反”? 追い越し車線「居座り」にはどんな罰則がある?
くるまのニュース
最高の爽快感を味わえる! カワサキ『Ninja ZX-4RR KRT EDITION』にマルチで活躍する北向珠タが、乗ってみました!
最高の爽快感を味わえる! カワサキ『Ninja ZX-4RR KRT EDITION』にマルチで活躍する北向珠タが、乗ってみました!
バイクのニュース
「えっ、6ドアなのにオープンカーってなに!?」半世紀前の「特別なメルセデス」がオークションに登場 気になる予想価格とは
「えっ、6ドアなのにオープンカーってなに!?」半世紀前の「特別なメルセデス」がオークションに登場 気になる予想価格とは
VAGUE
【予想CG】トヨタ「GR86“ワゴン”商用仕様」な予想CGがカッコイイ! 利便性高そうな「スポーティハッチバック」をデザイナーが作製
【予想CG】トヨタ「GR86“ワゴン”商用仕様」な予想CGがカッコイイ! 利便性高そうな「スポーティハッチバック」をデザイナーが作製
くるまのニュース
最近なにかと話題の[日産]の[SUV]の[現行]がマジでいいぞ
最近なにかと話題の[日産]の[SUV]の[現行]がマジでいいぞ
ベストカーWeb
【海外試乗】AMG仕様の4シーターオープンが現る、これぞメルセデスの最新モード!「メルセデスAMG CLE53 4MATIC+カブリオレ」
【海外試乗】AMG仕様の4シーターオープンが現る、これぞメルセデスの最新モード!「メルセデスAMG CLE53 4MATIC+カブリオレ」
LE VOLANT CARSMEET WEB
「BMW MOTORRAD DAYS JAPAN 2025」は9月6日~7日に開催決定!会場はHakuba 47 Mountain Sports Park!20回目の開催だ!
「BMW MOTORRAD DAYS JAPAN 2025」は9月6日~7日に開催決定!会場はHakuba 47 Mountain Sports Park!20回目の開催だ!
モーサイ
トムスが東京オートサロン2025の出展概要を発表。GRヤリスのカスタマイズモデルなどを出展
トムスが東京オートサロン2025の出展概要を発表。GRヤリスのカスタマイズモデルなどを出展
Webモーターマガジン
日産も見習ってほしい「ど根性」!! 街道スタイルの[マキシマ]に[現代版ケンメリ]も??? 日産自動車大学校のカスタムカーを一挙公開
日産も見習ってほしい「ど根性」!! 街道スタイルの[マキシマ]に[現代版ケンメリ]も??? 日産自動車大学校のカスタムカーを一挙公開
ベストカーWeb
DSの新世代セダン『N°8』、ブリュッセルモーターショー2025で世界初公開へ
DSの新世代セダン『N°8』、ブリュッセルモーターショー2025で世界初公開へ
レスポンス
【緑の地獄で記録更新!】ノルトシュライフェ最速の米国車「フォード マスタングGTD」ニュルブルクリンクの最速記録に挑戦&達成!
【緑の地獄で記録更新!】ノルトシュライフェ最速の米国車「フォード マスタングGTD」ニュルブルクリンクの最速記録に挑戦&達成!
AutoBild Japan
【TAS2025】パナソニック オートモーティブシステムズがクルマの体験を変えに来たをテーマに新たなモビリティを展示
【TAS2025】パナソニック オートモーティブシステムズがクルマの体験を変えに来たをテーマに新たなモビリティを展示
Auto Prove

みんなのコメント

27件
  • tam********
    ターボにMTがあれば、時代背景的にもっと売れたかもしれません。
  • mn5********
    同じダイハツのパイザーがあった関係で「YRVどうすか?」ってセールスに言われたけどちょっと前に初代ヴィッツを買ってしまってた ヴィッツを買ってなくてもYRVは買わなかっただろうなぁ 郷ひろみのCMもインパクト狙いのひどいCMだったし 「バージン四駆」で神田うのを起用したテリオスもそうだがあのころのダイハツは広告屋のオモチャにされてた感がある
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

114.9169.6万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

53.759.8万円

中古車を検索
YRVの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

114.9169.6万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

53.759.8万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村