三菱自動車は2023年4月6日、5月に発売が予告され、すでに1月から予約受注が開始されている「デリカミニ」のデザイン、価格を公開した。
軽自動車スーパーハイトワゴンのeKスペースをベースに、よりアクティブなヤング・ファミリー層をターゲットとし、三菱の強固なブランドであるデリカと呼ぶにふさわしい力強く、しかも親近感のあるデザイン、軽自動車スーパーハイトワゴンのメリットを最大限生かした広いスペースと利便性を両立させている。
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そしてデリカの世界観を継承するデリカミニにふさわしい新色として都会からアウトドア・シーンまで似合うアッシュグリーンメタリックを新設定し、これまでの軽自動車ワゴンとの差別化を図っている。なおボディ色のラインアップは全9色で、2トーン用のブラックマイカのルーフとの組み合わせでは12種類の展開となっている。
デリカミニのために開発された新色「アッシュグリーンメタリック」そしてSUVらしく、外径579mm(4WE:165/60R15、FF:165/55R15または155/65R14)という大径タイヤの採用、リフトアップした最低地上高(4WD:160mm、FF:155mm)、そして振動収束性に優れる専用サスペンションを装備することで悪路走破性能も向上させている。そして滑りやすい路面で駆動力を確保するグリップコントロール、さらにヒルディセントコントロールを装備。
また、運転支援システムとしてマイパイロット、安全サポートとして三菱e-Assistを採用している。
パワートレインはターボ・エンジンと自然吸気エンジンの2本立てで、駆動システムはFFと4WDが設定されている。
インテリアは、ベースはekスペースと同じであるが、インスツルメントパネル・トリムに専用色を配して、より広さ感を強調。またシート生地も専用設定で、撥水織布を使用している。
グレード展開は、ターボ・エンジン搭載のフル装備モデルの「T プレミアム」、「T」、自然吸気エンジン搭載の上級モデル「G プレミアム」、「G」の4グレードで、いずれのモデルもFF、4WDが設定されている。
代表執行役副社長の中村 達夫氏(左)と商品戦略本部CPSの藤井 康輔氏なお、月間目標販売台数は2,500台、現時点での予約注文は約9,000台と好調で、プレミアムグレードが80%以上、4WDモデルが60%を占めており、店舗には多くのヤングファミリー層が来店しているという。
価格
デリカミニ T プレミアム 2WD:207万4600円
デリカミニ T プレミアム 4WD:223万8500円
デリカミニ T 2WD:188万1000円
デリカミニ T 4WD:209万2200円
デリカミニ G プレミアム 2WD:198万5500円
デリカミニ G プレミアム 4WD:214万9400円
デリカミニ G 2WD:180万4000円
デリカミニ G 4WD:201万5200円
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