車種別・最新情報 [2025.01.27 UP]
《2025ベストモデルガイド》フリード
厳選値引き実例 X氏の値引き特報 フリードから18.7万円引き!
国産9ブランドの狙い目はコレだ!
今回の企画では新車購入を強力サポート! 国産各ブランドの強みや魅力を解説しつつ、狙い目モデルをピックアップ。さらに各車のおすすめグレードも紹介する。どのモデルのどのグレードが“買い”なのか、購入計画の参考にしていただければ幸いだ。
●文:横田 晃/渡辺陽一郎
HONDA ブランド解説
国内市場に人気車を抱えつつ、EV化の世界戦略を
フリードが日本カー・オブ・ザ・イヤーを獲得し、N-BOXが軽自動車のベストセラー街道を爆走するなど、2024年は明るい話題が目立ったホンダ。激戦のSUVカテゴリーにおいてもインド生産で手頃な価格のWR-Vが人気で、商品・営業戦略ともにうまく国内市場の風を捉えた感がある。
一方、ホンダは市場によってまったく違う顔を持つ。日本国内では軽や小型ミニバンが主役だが、北米では大型SUVやピックアップトラック、アコードなどのセダンがメイン。東南アジアでも、日本では見たこともないホンダ車が数多く現地で生産されている。
CR-VにFCEVが加わるなど、高い電動化の目標に向けて手を打っているが、中国では現地EVメーカーとの競争激化で利益を減らすなど、現状は甘くない。かつてのNSXやタイプRのようなスポーツ車がマーケットの主流になるとは考え難いが、ファンとしてはアッと驚くような技術や企画で勝負する、ホンダらしさにも期待したいところだろう。
未来のホンダはEVが主力。次世代EVコンセプトの“0”が発表済みだ。
HONDAの狙い目!>>>フリード
●価格:250万8000~343万7500円 ●発表年月(最新改良):'24年6月(未実施)
使い勝手の良さにe:HEVの走りが加わった
コンパクトミニバンの主力車種。先代型と同様に、全高が1700mmを超えるボディによって車内が広い。2列目にはライバル車のシエンタとは異なり、両側にアームレストを装着したセパレートシートが割安に設定される。3列目は左右に跳ね上げて格納する方式で使い勝手が良い。外観をSUV風に変更したクロスターには、荷室の床を低く抑えて荷物の収納性が優れ、車イスに座った状態で乗車できる2列シート仕様の福祉車両も用意される。パワーユニットでは、新たに搭載されたハイブリッドのe:HEVが注目される。
BEST OF BEST《おすすめグレード》
e:HEV エアー EX(FF) ●価格:304万7000円(6人乗り)
e:HEVの駆動は主にモーターが行い、加速が滑らかでノイズも小さい。価格はガソリンエンジン車に比べて34万9800円高いが、購入時の税額は10万円4000円安い。この実質価格差は6~7万kmを走ると取り戻せる計算となる。グレードは充実装備のe:HEVエアーEXが買い得だ。
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