■想定以上の約5万台受注! 「ジムニーノマド」の現状は?
2025年1月30日に発表されたスズキ新型「ジムニーノマド(5ドア)」(以下ノマド)は、発表後に販売計画台数を大きく超える約5万台の注文を受けたことで、注文の受付を一時的に停止しています。
【画像】超カッコいい! これが「新型ジムニー5ドア」です!(48枚)
一方で「ジムニーシエラ(3ドア)」(以下シエラ)のユーザーがノマドに流れたことで納期短縮されている状況だといいます。
そんな中、スズキ販売店にはどのような声が寄せられているのでしょうか。
ジムニーノマドは、2023年1月にインドで「ジムニー5ドア」と名前で世界初公開され、その後、各国や地域で順次発売されてきました。
主な特徴として、本格的な四輪駆動車の機能と走破性を持つジムニーシリーズで初となる5ドアモデルというこ。
さらに「本格的な悪路走破性を持つ5ドア コンパクトクロカン4×4」をコンセプトとしています。
このコンセプトをもとに、ジムニーならではの悪路走破性を維持しながら、リヤドアの採用やホイールベースの延長などにより、後席の居住性・快適性向上を実現した4人乗りのモデルとなっています。
そんなノマドでですが、スズキは2025年1月30日にノマドを日本で正式発表し、同年4月3日に発売すると明かしました。
しかし発表から数日経った2月3日には、「新型ジムニーノマドご注文停止のお詫び」という以下の内容を発表しています。
「1月30日発表の新型『ジムニー ノマド』(4月3日発売)について、現在、販売計画台数を大きく超える約5万台のご注文をいただいています。
この状況を鑑みて、ご注文の受付を一時的に停止させていただきます。早期に受注を再開できるよう、全社を挙げて取り組んでまいりますので、今しばらくお待ちいただけますよう、よろしくお願いいたします。
また、既にご注文をいただいている車両につきましては、1日でも早くお届けできるよう、継続して対応に努めてまいります。
ご検討並びに、ご注文いただいているお客様には、多大なるご迷惑をお掛けいたしますことを心よりお詫び申し上げます。
なお、ご注文の受付停止に伴い、全国のショッピングモールで予定していた先行展示会並びにイベントでの展示も中止させていただきます」
このように一時受注停止の背景には想定以上となる約5万台の受注があったことがわかります。
同時に全国でのプロモーションイベントも中止になるなど、その影響は大きいようです。
では、受注停止になる前はどのような状況だったのでしょうか。関東のスズキ販売店は次のように話しています。
「発表日の前から先行受注を開始しており、これまで待っていた新規のお客様から多くのお問合せを頂きました。
またすでにシエラを待っているお客様からも『ノマドに変えたい』という要望を多く頂きました」
また関西のスズキ販売店は次のように話しています。
「インドで発表されて以降、定期的に『5ドアはいつ日本で売るのか』という問合せを頂いていました。
そうしたこともあり、先行受注開始後は多くのお問合せかつ『購入したい』という声がありました。
またジムニー(軽)やシエラの納期を待っている人から『キャンセルしてノマドに変更したい』という問合せも一定数ありました。
そして正式発表後はそれは多くのお問合せを頂き、問合せに対応するだけでも大変でした」
■受注停止はいつまで? 今後どうなっていくのか? 気になるスズキの動向
このノマドに関しては、2025年2月6日に開催された「第3四半期決算説明会」では以下のように触れています。
「我々の見込みが甘く、当初月間1200台程度の販売を考えていたところが、実際は年換算で3倍以上のオーダーを頂いた。
増産対応をどうやっていくかを含めて検討中であり、早い段階でお客様に受注再開の目途をご通知するべく準備しているので、もう少しお時間を頂きたい」
こうしたノマドに関する動きのなかで、直近でスズキ販売店にはどのような声が寄せられているのでしょうか。
前出の関東のスズキ販売店は次のように話しています。
「受注停止の発表があった後は『もう買えないのか』『欲しいけど、どうすればいいのか』というお問合せを頂きました。
ただし受注停止となっている以上はノマドは売れませんので、ジムニー(軽)・シエラを代替案としてお話はさせて頂きます。
とはいえ、『5ドアだから欲しい』というお客様が大半ですので、基本的には『受注再開を待つ』という人がほとんどです」
※ ※ ※
異例といえる人気となったノマド。以前にはトヨタ「ランドクルーザー300」やレクサス「LX」が発売から数ヶ月で受注停止となり、「4年待ち」と大きな話題となりました。
果たして今後ノマドはどうなっていくのか。現時点では、前述のスズキによる「早い段階でお客様に受注再開の目途をご通知するべく準備している」という話の続報を待つしか無いようです。
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