トヨタ 「ピクシス メガ」を一部改良し、「レジャーエディション“SAII”」を追加

トヨタ自動車は2016年5月17日、軽乗用車「ピクシス メガ」を一部改良するとともに、新たに「レジャーエディション“SAII”」を設定。全国のトヨタカローラ店とネッツ店、さらに一部のトヨタ店とトヨペット店を通じて発売を開始した。

この一部改良では、街乗りでの事故被害の軽減を主眼とした衝突回避支援システム「スマートアシストII」を、Dを除く全車に標準装備。これまでの「スマートアシスト」に対して衝突回避支援ブレーキ機能における作動速度域を拡大し、衝突警報機能に歩行者検知を追加。また車線逸脱警報機能を追加するなど、ドライバーに対する運転支援を強化。安全性能をアップデートしている。

さらにエクステリアのフードガーニッシュを意匠変更したほか、上り坂発進時に車の後退を防ぐヒルホールドシステムと、車線変更時などに方向指示レバーを途中まで動かし手を離すと方向指示灯が3回点滅するワンタッチターンシグナル機能付き方向指示スイッチを全車に採用した。

外板色には新色フレッシュグリーンメタリック、ミストブルーマイカメタリックを含む9色の設定と合わせて、ホワイトルーフとのツートーンカラー（オプション）を5色設定し、多彩なバリエーションとした。

また、新たに設定した「レジャーエディション“SAII”」は、汚れた荷物を気軽に置ける防水素材のイージーケアフロアや荷物の運搬に便利な固定フックを備えるなど、レジャーユースでの利便性を大幅に高めている。

なお「ピクシス メガ」はダイハツ工業からOEM供給を受けている「ウェイク」の兄弟車だ。より詳細にお伝えしている「ウェイク」の一部改良については、本サイト既報の通り。


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