F1第2戦中国GP初日には、フリー走行と土曜のスプリントレースに向けた予選が実施された。レッドブルと姉妹チームのレーシングブルズにとっては悲喜交々といった結果となったが、陣営のアドバイザーであるヘルムート・マルコがそんな初日を受けてコメントした。
まずレッドブルに関しては、開幕戦ではマクラーレンに対して予選・決勝のペース共に後れをとっている感があったが、中国GPでもフリー走行からマックス・フェルスタッペン、リアム・ローソン共に下位に沈んだ。フェルスタッペンはソフトタイヤでのアタックをしていない上、各チームのエンジンモードが不明だったこともあり勢力図は未知数であったが、それでも陣営がパフォーマンスに不安を感じていたのは確かだったようだ。
■負の連鎖が止まらない……ローソン中国GPでも大苦戦で、スプリント予選最下位。マルコ博士は擁護「彼にはもっと時間が必要」
ただフェルスタッペンはスプリント予選のSQ1、SQ2共に今ひとつのパフォーマンスだったものの、SQ3で2番手に。ポールのルイス・ハミルトン(フェラーリ)とわずか0.018秒差という好パフォーマンスを見せた。
これはマルコにとっても予想外だった様子。彼はmotorsport.comに対してこう語った。
「予想よりもずっと良かった」
「我々は本当に、グリッド2列目までに入れるかどうか心配していたんだ。いくつかマシンのセッティングを変更したことで明らかに良くなった。そして、マックスがスーパーラップを見せてくれた」
「非常に厳しい状況だった。(フリー走行では)トップ6にも入れず、タイヤの摩耗もひどかった。明日の(スプリント)レース全体のペースがどうなるかを見守りたいが、今回は非常にポジティブなサプライズだった」
「これらの変更でタイヤの摩耗も大幅に改善されることを願っている。スプリントは19周と結構長いが、我々は前向きに捉えているよ」
一方でリアム・ローソンはスプリント予選最下位と開幕戦に続き大苦戦。マルコはレッドブルのマシンがドライブの難しいものであると改めて認め、「彼には時間を与えないといけない」と擁護する姿勢を見せた。
また姉妹チームのレーシングブルズに目を向けると、アイザック・ハジャーはSQ2敗退で15番手に終わったものの、角田裕毅がSQ3に進み8番グリッドを確保。マルコはふたりのパフォーマンスを賞賛すると共に、SQ2でミスをしたハジャーが角田にトウを使わせるといった連携プレーにも舌を巻いた。
「彼らは非常にスマートなことをした」
「ユウキはハジャーからスリップストリームを受けた。ハジャーはミスでラップが台無しになっていたから、とても良い判断だった」
「ユウキはこれまでのキャリアで最高の状態にある。アイザックはこのサーキットを知らなかったのに、よくやったと言える」
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