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威風堂々という言葉がピッタリなトヨタ・アルファード/ヴェルファイアの内外装を徹底解説

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威風堂々という言葉がピッタリなトヨタ・アルファード/ヴェルファイアの内外装を徹底解説

 ライバルとは一線を画す圧倒的存在感を放つスタイリング

 国産最上級ミニバンのアルファード/ヴェルファイアがマイナーチェンジを受け、さらに存在感を増したスタイリングで登場した。アルファードはその象徴ともいえるフロントグリルのデザインを変更するとともに、わずかに全長が伸びた。ヴェルファイアは2段式ヘッドライト&グリルと大型サイドグリル(エアロ仕様)をさらに強調するデザインへと変更されている。

新車を買ってすぐに「やってはいけない」こと3選

 ボディスタイルは両車ともにエアロ仕様と標準仕様の2タイプをグレードに応じて設定。そのほか、ヘッドライト(3連LEDまたは2連LED)、アルミホイールがグレードによって異なる。ボディカラーはブラック系、グレー系などモノトーンカラーが中心だが、レッド系カラーを新たに加えている。

 アルファード エアロボディ 前後バンパーとサイドマッドガードが専用タイプとなるエアロ仕様。すべてのエンジン仕様で選ぶことができる。これまでなかったエグゼクティブラウンジ(ハイブリッド、3.5L)にも同Sとして新たに設定された。

 ヴェルファイア エアロボディ 2段式グリルとヘッドライトが特徴のヴェルファイア。エアロ仕様では、バンパーコーナーのサイドグリルがルーバータイプになって、よりアグレッシブに変身。メッキパネルやLEDランプの意匠変更で迫力が増した。

 アルファード 標準ボディ(ハイブリッド エグゼクティブラウンジ) LEDランプやグリルはエアロ仕様と共通ながら、バンパー部のデザイン&メッキ処理が異なる。リヤまわりではバンパー形状やリフレクターの位置、形状がエアロ仕様とは違う。標準仕様でもルーフスポイラーを装備する。

 ラグジュアリーさを極めて質感の高さはまさに高級サルーン

 アルファード/ヴェルファイアのインテリアは、ミニバンではなく高級サルーン、そしてリビングとして設計されている。ソフトパッド素材のダッシュボードやメタル調パネルと木目調デコレーションパネルを組み合わせたコンソールにより、高級感とともにくつろぎの感覚も得られる。ステアリングやシートには、多くのグレードで本革を採用。手に触れる部分の質感の高さや色合いなどはまさに高級サルーンのものと言える。

 インテリアのテーマカラーは、ブラック基調に3色(ホワイト、フラクセン、ブラック)のシート色が組み合わされ、また、グレードによってシート素材のほか、ドアトリムやメタルパネルの仕様が変わる。とはいえ、どのグレードを選んでも高い満足感を得られるインテリアだ。

 アルファード ハイブリッド エグゼクティブラウンジ 立体的で幅広のセンタークラスターには、高級サルーンや高級SUVを思わせる存在感と迫力がある。ソフトパッドや各色用意された木目調パネルなど、スキのないグレードアップが図られている。

  ヴェルファイア ZG インテリアはブラック基調で、グレードによってガーニッシュやメタル素材の色合いが異なる。エアロ仕様のグレードではメタルウッドやシルバー系で配色される。

 アルファード ハイブリッド エグゼクティブラウンジS ホワイトレザーシートが設定されるエグゼクティブラウンジS(ヴェルファイアではエグゼクティブラウンジZ)。シルバー木目調パネルは専用装備となる。

 ステアリングは全車で本革巻き。トップ部分はグレードによって木目調など4種類が設定される。左右スポークのスイッチパネルは、右側で予防安全装備などの設定、左側でハンズフリーやオーディオ調整を行う。

 シフトレバーはゲート式。トランスミッションは2.5L車では7速CVT、3.5L車では8速AT、ハイブリッドでは電気式6速となる。

 全車速追従機能付きレーダークルーズコントロールは全車に標準装備となり、速度設定などはステアリング内側のスイッチで行う。

 オーバーヘッドコンソールには左右スライドドア、パワーバックドア(装着車)、サンルーフ(装着車)のスイッチ、ヘルプネットの緊急通報スイッチを配置する。

 豪華なシートはまさにエグゼクティブ

 Lクラスミニバンならではの室内の広さを生かし、快適性と機能性を両立させたアルファード/ヴェルファイアのインテリア。シートは全グレードで3列仕様となり、7人乗りまたは8人乗りが設定される。前席は半数以上のグレードで電動式となるほか、上位グレードではさらに本革または合成皮革の表皮となる。

 シートカラーは3色。ブラックとフラクセンの本革、合成皮革、ファブリックの3タイプが設定され、さらにエグゼクティブラウンジS(ヴェルファイアではエグゼクティブラウンジZ)ではホワイトの本革(ナッパレザー)が専用タイプとして用意される。主に2列目の仕様の違いによって5種類のシートが設定されているので、用途に応じて選びたい。

 エグゼクティブラウンジシート シート表皮がプレミアムナッパ仕様となる。前席パワーシート、助手席パワーオットマンを装備。2列目は電動式でロングスライドや伸縮機能付きパワーオットマンも備える。ホワイトレザーは最上位グレードのみの設定だ。

 エグゼクティブパワーシート アルファードのSC、ヴェルファイアのZGなどに装備される2列目のエグゼクティブパワーシート(前席はエグゼクティブラウンジ系と同じ)。ロングスライド、パワーオットマン、大型アームレストを備えている。

 リラックスキャプテンシート 2列目が手動式シートとなる7人乗りのリラックスキャプテンシート。カラーはブラックとフラクセンを設定。助手席スーパーロングスライドシート装着車(ブラック/ファブリックのみ。スライド量:1160mm)では最大で全長2150mmのラゲッジスペースと豊富なアレンジを実現する。

 エグゼクティブラウンジシートは、エアロ仕様ではホワイトまたはブラック、標準ボディ車ではブラック(標準装備)またはフラクセン(写真のベージュカラー/注文時選択)となる。

 エグゼクティブラウンジシート(2列目)には左右席ともにパワーオットマンを装備。座面スイングだけでなく、長さも変えられるので安楽な姿勢を取ることができる。

 ウェルカム機能付きスライドドアが便利

 アルファード/ヴェルファイアは7人/8人乗りのミニバンということで、多くの荷物を積むことができるだけでなく、各乗員の居住性を高めるための装備も充実している。運転席・助手席だけでなく、2列目・3列目でもゆったりと乗れ、快適に過ごすことができる。

 電動両側スライドドアは多くのグレードに標準装備されるが、ドアに近づくと自動的に開くウェルカム機能が搭載され、クローズ時の予約機能とあわせてさらに便利になった。また、電動でバックドアが開閉するパワーバックドア搭載グレードが増え、グレードの選択肢が広がった。

 ラゲッジルームは3列目シートを跳ね上げた状態が基本となる。エグゼクティブパワーシートでは2列目のスライド量が500mmだが、リラックスキャプテンシートでは830mmとなる。また、2列目がベンチシートとなる8人乗り仕様では、座面をチップアップすることでラゲッジ長2025mm(ハイブリッド車では1950mm)を実現。

 3列目シートの床下に収納スペースを配置。148Lの容量があり、またフロアボードを外せば、観葉植物など背の高い荷物も収納できる。

 フロントはチルト、リヤは電動スライドとなるツインムーンルーフ。リヤは開口面積が広く、3列目からでも十分に景色を楽しめる。

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