■もはや『クーペ』といっていいほど美しいセダン
現在、日本ではセダンの人気は低迷しており、各メーカーのセダンラインナップも減少傾向にあります。
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一方で、2019年9月にトヨタ「カローラ」が全面刷新して発売されるなど、セダンはまだまだ活躍の場がありそうです。
そこで、最新のセダンのなかから、美しいデザインのモデル3車種をピックアップして紹介します。
●ホンダ「アコード」
ホンダ「アコード」は1976年に、同社のコンパクトカー「シビック」の上位車種として初代が発売されました。2代目は1982年からアメリカでの生産と販売を開始し、北米市場で人気を獲得。以降、北米でのホンダを代表する車種として定着します。
そして、2019年10月の第46回東京モーターショー2019で、グローバルセダンである新型アコードの国内市販予定モデルが公開されました。
発表された新型アコードは10代目にあたり、2017年10月のアメリカでの発売を皮切りに、カナダ、南米、中国、アジア大洋州の各国、各地域で販売されており、2018年には北米カー・オブ・ザ・イヤーを受賞。そのほかの国や地域で、30以上の賞を受賞しました。
外観デザインは従来型から大きく変わり「6ライトウインドウ」となったことが特徴で、ロー&ワイドなプロポーションの流麗なシルエットとなり、力強いフロントフェイスと美しいルーフラインの対比が斬新です。
新開発のプラットフォームには、2リッター直列4気筒エンジンに、ふたつのモーターを組み合わせたホンダ独自のハイブリッドシステム「SPORT HYBRID i-MMD」を採用。リニアで軽快かつ上質な走りを楽しめるハイブリッドモデルに仕上がっているといいます。
日本に導入される新型アコードは、ハイブリッドモデルのみで展開され、北米ではガソリン車もラインナップしていますが、国内ではその予定は無いようです。
なお、グレード展開や価格など詳細な情報は2020年2月の発表となります。
●日産「スカイライン」
「スカイライン」は伝統的に日本専売モデルでしたが、11代目のV35型からアメリカ市場をメインターゲットとしたグローバルカーになりました。
現行モデルのスカイラインは2014年に発売された13代目です。日産の高級車ブランド「インフィニティ」のプロダクト開発で得た技術やデザインが反映された4ドアセダンで、スカイラインでは初のハイブリッドモデルも設定。
2019年7月におこなわれた大幅なマイナーチェンジでは、先進運転支援技術「プロパイロット 2.0」をハイブリッドモデル全グレードに標準装備し、安全性能を向上しています。
フロントフェイスは日産のデザインコンセプトである「Vモーション」が取り入れられ、「GT-R」に近いイメージに一新され、若返りが図られました。
また、サイドビューでは比較的ロングノーズ・ショートデッキなプロポーションで、スポーティさを演出しています。
パワートレインは3.5リッターV型6気筒エンジン+モーターで、低燃費を実現しつつもシステム最高出力364馬力とパワフルなハイブリッド車を設定。ガソリン車では304馬力を発揮する3リッターV型6気筒ターボと、同エンジンをチューニングすることで、スカイライン史上もっともパワフルな405馬力を誇る「400R」がラインナップされました。
また、ハンドルの動きを電子制御ユニットで電気信号に置き換え、アクチュエーターによってタイヤを操舵する、バイ・ワイヤー式の「ダイレクトアダプティブステアリング」など、最先端の技術が詰め込まれたクルマとなっています。
価格(消費税込、以下同様)はハイブリッドシステムを搭載したトップグレードの2WDモデル「GT Type SP [HYBRID]」が616万円、最廉価となる3リッターツインターボエンジンを搭載した2WDの「GT」は435万3800円、「400R」が562万5400円です。
■日本を代表するセダンも美しく変身!
●トヨタ「クラウン」
2018年にデビューした15代目クラウンは、車載通信機DCMを全車に標準装備するなど、先代と比べて先進装備の充実が一気に加速したことで話題となりました。
一方で、トヨタ自身が「TOYOTA史上、最高に楽しいクルマ」と主張するほど、運転の楽しさを重視し、進化の方向性を明確にしたモデルです。
具体的にはドイツのサーキットであるニュルブルクリンクを走り込み、前後輪ともにマルチリンク式となったサスペンションや、ボディの高剛性化などで、どんな路面状況でも質の高い走りを実現したといいます。
またトヨタは、走る歓びと品格を高次元で兼ね備えた「ドライバーズファースト」なクルマにする理想のため、従来の「アスリート」「ロイヤル」「マジェスタ」と、長らく世界観を分けていた3つのシリーズをひとつに統合。それぞれに注がれていた設計・開発にかかるエネルギーを1台に集中することで、新世代のクラウンを誕生させました。
また、ボディサイズは全長4910mm×全幅1800mm×全高1455mmと、最新型でも日本の交通環境を考慮して全幅は1800mmを超えていません。
外観デザインはクラウン初となる6ライトウインドウを採用した伸びやかでスポーティなイメージとするなど、随所で新生クラウンをアピール。
パワーユニットは、システム出力359馬力の3.5リッターV型6気筒エンジン+モーター、226馬力の2.5リッター直列4気筒エンジン+モーターのハイブリッドを2機種と、245馬力の2リッター直列4気筒ターボエンジンがラインナップされています。
価格はトップグレードの「3.5 G-Executive」が732万5000円、最廉価となる2リッターターボエンジンを搭載した「2.0B」は469万1500円です。
※ ※ ※
欧米ではセダンの人気は揺るぎないものでしたが、近年はSUV人気に押されています。
今回紹介した3車種のような流麗なデザインのセダンは、世界的な流行となっていますが、あまりにもデザインが優先されると後席の居住性にも影響してしまい、その結果SUVに流れるユーザーもいるようです。
クーペのようなデザインではなくても、美しいセダンはたくさんありますので、もう一度セダンの原点に立ち返っても良いのかもしれません。
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