「現代のケンメリ」というコンセプトのもと、「新たにケンメリの魂を宿したクルマを造りたい」という学生の思いで誕生した「NEO SKYLINE(ネオスカイライン)」。
2025年3月中旬には車検を受けて無事にナンバープレートを取得したようです。では、実際に乗ると、どのような印象なのでしょうか。
【画像】超カッコいい! これが「斬新スカイライン」です! 画像を見る
ネオスカイラインは、日産京都自動車大学校(以下京都校)のカスタマイズ科の学生が授業の一環で製作したカスタムカーです。
京都校では学生が授業の集大成としてカスタムカーを製作。これまでも様々な日産車ベースのカスタムカーが誕生し、「東京オートサロン」や「大阪オートメッセ」で披露してきました。
今回のネオスカイラインも京都校の自動車整備・カスタマイズ科4年生が6ヶ月かけて製作したものです。
ネオスカイラインのベース車は日産「スカイラインクーペ(11代目・V35型)」を用いており、前述のとおり「新たにケンメリの魂を宿したクルマを造りたい」という学生の思いが込められています。
1972年に発売された4代目スカイライン(C110型)の愛称として知られるケンメリ。いまでも多くのファンが存在する日産を代表する名車です。
そんな名車の現代版となるネオスカイラインですが、その名前の「NEO」は「N=懐かしさ(Nostalgia)」、「E=夢中(Enthrall)」、「O=斬新さと独創性(Originality)」を意味しています。
見た目はフロントに、ボンネットやフェンダーなどのインナー(内部)パネルはV35型スカイラインクーペのものを流用し、アウターパネルを学生達の自作です。
ヘッドライトはバイク用の丸目2灯LEDを用いるほか、周りのベゼルはCADと3Dプリンターで学生が製作するなど細かな部分にもこだわっています。
さらにボディサイドのサーフィンラインは、V35型スカイラインのインナーパネルを活かして新しく描いており「ラインの盛り上がりや角度などの左右差をなくすことが苦労したポイントだった」と学生達は話していました。
また後続車から見ても強い印象を与えるリアのデザインは、大型トラック用に市販されているカスタムLEDテールランプを組み込むことで「ケンメリらしさ」を再現しているといいます。
ボディカラーには学生が考えたオリジナルカラー「トモアキブルー」が採用されており「トモアキ」の由来は、カラーを考案した学生の名前から取られたものです。
ケンメリのカタログカラー「ブライトブルーメタリック」をベースとしつつ、パールを加えることで懐かしさと新しさを感じられる色になっています。
インテリアはブラック基調にブルーのアクセントをあしらったレザー仕様のシートカバーで、ネオスカイラインのターゲットである40・50代にマッチする、高級感と落ち着きのある印象に。
そして、ナンバープレートを取得するために車検を受けることになりますが、そのときの様子について京都校の先生は次のように話しています。
「車検の前日にエアバッグ警告灯が消えない症状に見舞われました。
ネオスカイラインはハンドルを変えているので、どこかの配線に問題があると。
結局は助手席の線が外れていたのが原因で、バタバタして車検を迎えました。
また車検ではリアのリフレクターの位置に関して指摘されたくらいでほとんど問題がなく通りました。
なんとか卒業式までに車検が取れて良かったです」
※ ※ ※
そんなネオスカイラインですが、今回特別に先生の運転で助手席同乗させてもらいました。
乗り込む前までは、その見た目も相まって「どんな乗り心地なのか」と思っていましたが、実際に乗り込むと純正そのままとなるV35型スカイラインのV63.5リッターエンジンのパワフルな加速を体感。
さらに足回りはバネとショックだけの変更にとどまってるため、普通に「快適なドライブ」という印象です。
またカスタムカーにありがちなボディとタイヤの接触といったこともなく、見た目はケンメリ風だけども中身はスカイラインという、ギャップを堪能できました。
今後、このネオスカイラインはいくつかの日産販売店などのイベントなどで展示される予定だといいます。
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みんなのコメント
実車は見てないけど、かなり無理がある。
記者は当然実車を確認済みで記事にしてるんでしょうけど。