レクサス、新型「UX」を初公開。走りの深化と先進装備が充実、発売は今夏を予定

レクサスは5月13日、新型「UX200／250h」を世界初公開した。

UXは、ユーザーが新たなライフスタイルを探求するきっかけとなることを目指し「クリエイティブ・アーバン・エクスプローラー」をコンセプトに掲げて2018年にデビューしたレクサスのコンパクトクロスオーバーモデル。

今回の改良では、レクサスならではの上質ですっきりと奥深い走りの深化と、予防安全技術の機能拡充や最新マルチメディアシステムを採用した先進装備を進化させた。




具体的には、ボディのスポット溶接打点を20点追加することでボディ剛性を強化し、電子制御や足回りをチューニング。18インチランフラットタイヤを新開発し、ロードノイズを低減することで静粛性も高めている。

先進装備に関しては、予防安全技術「Lexus Safety System +」の機能を拡充。「プリクラッシュセーフティ」の対応領域を拡大し、交差点右折前に前方から来る対向直進車や、右左折時に前方から来る横断歩行者も検知可能となった。さらに、ドライバーの操舵をきっかけに車線内で操舵をアシストする緊急時操舵支援などの機能を追加されている。

インテリアでは、大型化・高解像度化したタッチディスプレイを搭載した最新のマルチメディアシステムを採用。インパネ、コンソール周辺の形状やスイッチレイアウトを最適化するなど、使い勝手を高めている。専用のスマートフォンアプリをインストールすることで、スマートフォンをデジタルキーとして使用できる機能を加えたこともトピックだ。

スポーティグレードの「F SPORT」には、「パフォーマンスダンパー」と「AVS（アダプティブ・バリアブル・サスペンション・システム）」を標準装備。パフォーマンスダンパーによって、ボディに生じるしなりや微振動を速やかに吸収しハンドリングの特性を一層シャープにするとともに、乗り心地と静粛性を向上させている。

新型UXの日本発売は、2022年夏ごろを予定している。

Comments

このシフトレバーひとつ見ても欧州勢の10年落ちのスタイル。
とにかく古い
NXの内装に準じるのかと思ったのにな
何時改良ではこんなものか

円安と部品不足を背景に思いっ切り値上げしてきそう。