新型X1がまもなく日本上陸!
BMWのラインナップの中でも最もコンパクトなSUVである「X1」は、初めての輸入車としても最適な1台です。
X1が日本で発売されたのは2010年のことであり、世界的なSUVブームの波に乗り国内でも順調な売れ行きを記録していました。
FF化したBMW「1シリーズ」試乗。実用上はFF化のメリットがデメリットを上回った
現在販売されているのは、2015年に登場した2代目です。初代X1はBMWの伝統に則り、FRレイアウトが採用されていましたが、2代目からはライバルであるメルセデス・ベンツの「GLAクラス」や「GLBクラス」、レクサス「UX」などと同様のFFレイアウトへと変更されました。
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駆動方式こそ変化したものの、BMWらしい「駆け抜ける歓び」に溢れた走りが初代から引き継がれている点は大きな魅力です。
そんなX1ですが、現行モデルの登場からおよそ7年が経過していることから、まもなく3代目となる新型が日本にも上陸する見込みです。
すでに2022年6月にワールドプレミアが果たされている新型X1は、いったいどのようなモデルなのでしょうか? そして日本導入はいつ頃になるのでしょうか?
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"大きくなった"BMW最小SUV
まず、ボディサイズから見てみましょう。
新型X1は、全長4500mm×全幅1845mm×全高1642mmとなっており、2代目と比べて全長が45mm、全幅が25mm、全高が32mm拡大しています。ホイールベースは2692mmで、こちらも2代目から22mmの延長となっており、ボディサイズはマツダ「CX-5」とほぼ同じです。BMWの中で最もコンパクトなSUVですが、日本においては十分なサイズと考えた方が良さそうです。
ボディサイズの拡大は、居住性や走行安定性の向上といったメリットもあるため、必ずしもネガティブなことではありませんが、特に全幅は市街地での走行時や駐車時などに影響するため、自身の運転環境にマッチしているか注意しておくことをオススメします。
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エクステリアデザインでは、やはりBMW自慢の「キドニーグリル」が目を引きます。新型X1では、最近のBMWのデザイントレンドにしたがって、正方形に近い大型のキドニーグリルに、ボディ両端まで伸びたスリムなLEDライトが組み合わされています。
全体的なプロポーションは、近年流行のクーペスタイルのSUVというよりは、コンベンショナルなスクエアボディをもったタフな印象となっています。とはいえ、エッジのきいたボディラインやLEDのヘッドライトとテールライトなどにより、先進性を感じるデザインとなっている点は、さすがと言えるでしょう。
新型X1では、17インチのホイールが標準となりますが、オプションで18インチから20インチのホイールも選択可能です。特に、X1としては史上最大のサイズである20インチのホイールには注目で、新型X1の迫力がより強調されています。
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インテリアは先進的! 安全装備も充実
インテリアデザインは、機能性と快適性が見事に融合しています。
コックピットには、タッチスクリーンと音声認識機能を備えた、フレームレスの「BMWカーブド・ディスプレイ」が据え付けられており、先進性を強調しています。
センターコンソール周辺には最新世代の操作エレメントが備わり、「BMWカーブド・ディスプレイ」と合わせて直感的かつスムーズな操作で各種機能にアクセスすることが可能とBMWは発表しています。また、一体成型された「ワイヤレス・チャージング・ドック」でスマートフォンの無線充電も可能となっています。
リヤシートは新たなデザインが採用され、40:20:40の3分割可倒式となっているため、アクティブな趣味を持つ人にもマッチしています。
電動テールゲートが備わるラゲッジルームは、通常時で540Lの容量が確保されており、リヤシートを倒すことで、最大1600Lもの広大なスペースを作り出すことができます。
また、2代目X1の弱点でもあった先進安全運転支援機能も強化されています。
「アクティブ・クルーズ・コントロール(ACC)」やステアリング操作支援が一体となった「ドライビング・アシスト・プロフェッショナル」がオプションで選択可能となっているほか、35km/h以下での走行時に直近50mのドライビングルートを自動的に記録し、必要に応じてステアリング操作を補助してくれる「リバース・アシスト/後退時ステアリング・アシスト機能」や縦列駐車を自動で行ってくれる「パーキング・アシスト・プラス」も備わっています。
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年内に発表の見込み。納期の長期化は必至か
欧州で発表された新型X1は、2種類のガソリンエンジンモデルと2種類のディーゼルエンジンモデルが発表されており、プラグインハイブリッドモデルの登場も控えているなど、豊富なパワートレインをラインアップする点も魅力です。
現在のところ、2.0L 直列4気筒ガソリンターボエンジンに48Vマイルドハイブリッドを組み合せた「xDrive23i MSport」の導入が確実視されていますが、1.5L 直列3気筒ガソリンエンジンや、2.0L 直列4気筒ディーゼルエンジンを搭載したグレード、前輪駆動(FF)モデルが日本でもラインナップされるかどうかについては明らかにされていません。
日本国内での発表については2022年内となる見込みです。ただ、昨今問題となっている半導体などの部品不足の影響もあり、発売時期や納期は不安定な状況です。欧州ではすでに9か月待ちとなっている地域もあるため、納期についてはある程度余裕を持っておく必要がありそうです。
また、価格については、装備の向上と急激な円安の影響もあり、現行モデルより20万円程度の値上げとなる可能性が濃厚です。
ちなみに、新型X1の国内発表と近いタイミングで、電気自動車(EV)の「iX1」も導入される見込みです。ボディサイズはほぼX1と同等であり、補助金や税制優遇を考慮した購入コストはX1と重なる価格帯になると見られ、国内に一足早く導入されたSUVタイプの電気自動車BMW「iX3」のユーザー評価も非常に高いことから、X1を検討しているユーザーにとっても有望な選択肢となるでしょう。
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文:ピーコックブルー
写真:BMW GROUP
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