2023年3月
■2023年3月
ボルボ・カー・ジャパンは、ピュアエレクトリック・コンパクトSUV「XC40リチャージ」を一部仕様変更して、2023年3月8日に受注を開始し、同年夏以降にデリバリーを開始した。
今回の仕様変更では、FWD(前輪駆動)とツインモーター(4WD)モデルを廃止。出力とトルクを向上したモーターと、容量を拡大したバッテリーでリアタイヤを駆動する、後輪駆動のシングルモーターモデルのみの設定となる。グレード構成は、ピクセルLEDヘッドライトや20インチアルミホイール、プレミアムサウンドオーディオシステムなどを標準装備する「アルティメット」 と、充実装備のベースグレード「プラス」の2種類をラインナップ。新たに自社開発したDCモーターは出力とトルクを向上して、最高出力は従来の170kWから約3%向上となる175kW、最大トルクは従来の330Nmから約27%向上となる420Nmを発生する。また、駆動用リチウムイオンバッテリーの容量は従来の69kWhから73kWhへ約5%拡大した。
全モデル共通で、Google Apps and Services (Google アプリ/サービス)およびVolvo Cars app(テレマティクス・サービス/ボルボ・カーズ・アプリ)の無償利用期間を従来の4年から5年に延長。ワンペダルドライブに、自車両の前方に車両が検出されない場合にコースティング走行を可能にするオートモードを追加した。ボディカラーは、新色「クラウドブルー」と「ヴェイパーグレー」を追加するとともに、メタリックペイントとプレミアムメタリックペイントを無償化している。
「アルティメット」 は、「ピクセルLEDヘッドライト(フルアクティブハイビーム付き)」と「LEDフロントフォグライト(コーナリングライト機能付き)」を標準装備した。
もう一方の「プラス」では、「エアピュリファイヤー(PM2.5センサー付き)」を標準装備。新デザインの19インチ5スポークアルミホイール(ダイヤモンドカット/ブラック)を採用している。