ボルボ V70 「ステーションワゴンを買うなら個人的に１番...」のユーザーレビュー

ステーションワゴンを買うなら個人的に１番...

2004.7.10

総評

ステーションワゴンを買うなら個人的に１番のお勧めです、実用性が高く、乗りやすさはＭやＢよりもよっぽど良いです。買うときにＥ３２０も乗り比べましたが個人的にはボルボの乗り味のほうが好きですね。
それと、この車を乗るなら、ディーラーやボルボのことを良く知っている車屋さんとコミュニケーションを良くとったほうが良いですよ。
この車はアクセルがフライバイワイヤーという電子制御式で、アクセルの動きに対してのエンジン制御をすべてコンピューター制御で行っていて、さらにはＡＴのシフトタイミングとかにも連動しています。
このプログラムがたびたびアップグレードされているので、定期的に点検して見てもらうのが良いと思います。自分は仕事柄こういった情報は入ってきますが、普通には表に出されない情報だと思うんで、まめに点検をしていれば、そのつどアップグレードしてくれますので、お金はかかりますが、長く乗るためには点検はまめにしたほうが良いでしょう。
現在９万キロ乗りましたが、まだまだ元気に走ってくれています、きちんとメンテナンスをしていれば国産の車よりもよほど長く乗れますし、１０年経っても売りに出した時に値段がかなりつくって所も良いんじゃないでしょうか

満足している点

憧れの車だったんで手に入れて大変満足しています。北欧のクラフトマンシップを感じさせる内装の作りも、国産みたいに過剰すぎずに良い雰囲気を作り出していると思います。シートヒーターも２,３分ですぐに腰の辺りから暖まってきて冬季のドライブでは特にありがたみを感じています。
特に良いのがシートの造り、さすが整形外科医や多くの研究員と開発し他だけのことはあって、長距離でも疲れを感じさせることは一切無く、仕事で茨城～名古屋までよく往復するんですが、とっても快適に移動できます。ボディの剛性もしっかりしていてドアの開閉の質感とか国産には出せない味なんじゃないかと思います。
エンジン音がうるさいと言う方もいると思いますが、もともと車好きの走り屋あがりの自分にはマフラー変えてるのか？って思わせてくれる心地よいエキゾーストサウンドは魅力のひとつです。
あとはなんと言ってもいやみの無いデザインでしょうか、BやMだとどうしてもいやらしいイメージが自分の回りではあるのですが、同じ500万オーバーの欧州車の中では回りからの評判もよく、乗っていても変に意識せずに済みます。待ち乗りでもアウトドアでも自然にまわりに溶け込みながらも個性をきちんと表現しているあたりが好きですね。
ラゲッジスペースも同サイズの車の中では一番の使い勝手だと思います。

不満な点

電装系はやっぱり弱いですね、自分の車もドアミラーを５回、ウインカーリレーを２回、パワーウインドウのスイッチを２回交換しました、自分で自動車屋をやっているのですが、ディーラーのメカニックの方がとても親切で、サービスパスポートも有ったせいもあってすべてお任せで交換修理してもらいましたが、だんだん対策されていっているようで今ではトラブルなしで乗れています。
一番の癌は、標準でついてくるアルパインの３連装ＣＤチェンジャーデッキですね、これにはなかされました、半年に１回ぐらいの頻度でチェンジャーが故障してＣＤが聞けない羽目に・・・・頭に来て社外のオーディオに入れ替えましたが、アンプが別になっているために配線が面倒くさい、１日がかりになってしまいました。
それとＡＴのトラブルもあって、５００００ｋｍで一回ＡＴをそっくり乗せ変えています、これも無料で対応していただきました。
シフトアップ時のショックと停車時のクリーピングが大きく出るようになって、最後にはシフトダウンする時にきちんとギヤが入らなくなる感じになりました、ＡＴＦはまめに変えていたのですが、メカの方の話ではまれにこのようなＡＴのトラブルがあるようです。
サスペンションのブッシュもへたりが早いですね、これは５～６万キロで交換したほうが良いと思います。ハンドルを取られたり、カーブでの変な姿勢変化がなくなりますよ、ショックアブソーバーも１０万キロ乗る前に交換したほうが良いですね、だんだんサスペンションの動きが悪くなってきて乗り心地が悪化してきます。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験