試乗インプレッション
自分のV70(2004Y MODEL)のタイヤ交換の待ち時間中、NEW V70 T-6 TE AWDに1時間ほど試乗しました。デ
2007.11.19
- 総評
- 試乗インプレッション
自分のV70(2004Y MODEL)のタイヤ交換の待ち時間中、NEW V70 T-6 TE AWDに1時間ほど試乗しました。ディーラーの営業マンが好きに乗ってきて良いと言うので、約20km程走行した私の主観的な感想をレポートします。私自身、レガシーワゴンから始まり、VWパサートワゴン→OPELオメガワゴン→V70クラシック→OPELベクトラワゴン〈併用)→NEW V70 2.4プレミアム→VWゴルフワゴン〈併用)と乗り継いでいる「ツーリングワゴン中毒者」です。私自身13台輸入車に乗り継いでいますが、新しいV70は非常に興味のある車です。最新の安全装備とハイテク技術が凝縮された「THE ALL NEW VOLVO V70]の試乗レポートです。
- 満足している点
- ①外観的には、フロントマスクはカッコ良いと思う。
②内装のクオリティーは明らかにワンランク上がりましたね。インパネ周りも安っぽい素材じゃなかったです。
③パーフォレーテッド・レザーの感触は抜群。しっとりとした感触はちょっとレクサス風。ベンチレーション機能で真夏もきっと快適でしょう。
④パワーテールゲートはとっても楽チン!女性には優しい装備です。
⑤進化した「6速ギアトロニックAT」はスムーズでショックも全く感じませんでした。良く出来たATです・・・またアイシン製か?
⑥全長が約10cm長くなったが、私のボルボより最小回転半径が小さく小回りが効く。フロントが長くなったが、運転席からの見た目は変わらない。後部座席レッグスペースが20mm広くなり、ラゲッジスペースも55リットル増えたらしい。
⑦「ボルボらしさ」が薄くなり、ドイツ車の乗り心地が好きなオーナーには喜ばれるかも知れません。全体的に足元が引締まった感じです。NEW S80 3.2も同じ感じでした。
- 不満な点
- ①車速感応式パワステは軽過ぎます。まるで国産のファミリーカーやコンパクトカーの様です。走行時はもう少しどっしり感があった方がベター。
②リヤデザインはぼてっとしてかっこ悪いと思います。テールランプがリヤゲートまで回り込んでいる為だと思います。個人的にはもう少しスッキリしたデザインが好きです。
③タイヤサイズ、245/40R18は、明らかにオーバーサイズです。最近の車は見た目にこだわり過ぎ、ベストバランスじゃないと思います。だけど、FOUR-Cシステムのお陰で乗り心地は悪くない。
④S40やV50と同じフローティングセンタースタックは、デザインは良いが、スイッチ類が小さくて使い難そう。現V70のオーナーは余計に感じるはず。「北欧の寒さの中 手袋をしたまま操作出来る」と言っていたコンセプトはどこにいっちゃったの!
⑤AWDで750万円は、Eクラスワゴン4マチックや5シリーズワゴンに比べれば充分に競争力はあると思うが、NAVIも付いていない。
ワンランク上のプレミアムワゴンを目指したのは吉とでるか?凶とでるか?V70 2.5T LEは2008年初頭の発売だが、いくらのプライスタグをつけるかが楽しみ。500万前後の予測だが、オプションのデラックスパッケージを付けてメタリック・パールペイントを指定したら、あっと言う間に530~540万円。現行のボルボオーナーには、ちょっと厳しい価格設定か?ボルボお得意の「限定車」を待つオーナーが増えるのは間違いなし。
⑥ドアミラーの形状が悪く見づらい。外側が下がっており、サイズも大き過ぎる感じ。試乗車には、最新のブラインドスポットインフォメーションシステムがついており、死角をカバーしてくれた。サイドショルダーの出っ張りが現行のV70より少なくなったので、車幅感覚は掴み易くなりました。
⑦ボルボらしく、ゆったり、淡々と流したいオーナーは少し戸惑うと思います。今までのボルボのイメージとはかなり違うと思います。良い意味でも悪い意味でも、V70からNEW V70に移行した時とは明らかに違います。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験